ベイシェラトンのワインフェスティバル、さらなる売上につなげるアイデアとは?


Drink:Eat:Play's International Wine Festival at the Hollywood Renaissance - January 15, 2011


昨日は、地元六甲アイランドのベイシェラトンホテルで行われたワインフェスティバルに参加しました。年に2回ほどこのようなワインイベントがあるようですが、今回が初参加。関西のワインファンが集結しているみたいで、大変盛大に行われました。


ワインのインポーターと消費者の交流できるこのような機会は、とても貴重です。エノテカのような小売業も営むインポーターならば、消費者の生の声を店舗で聞くことができますが、ほとんどのワインはインポーターから小売企業に卸され、その後消費者の手に渡るので、インポーターと消費者がコミュニケーションを取れる機会はほとんどありません。インポーターに直接ワインの質問ができる点は、消費者にとっても有意義な機会です。


試飲は無料と有料があるのですが、普段グラスで飲めるワインの種類が少ないためか、みなさん有料でもバンバン飲まれていました。ワインは飲食店で飲まない限り、ボトルで購入しなければならず、また1本のボトルの単価は通常の食料品と比べると大変高いもの。だから、飲みたいからといって、そう簡単に買えるものではありません。(ただ、今では円高のためか、相当ワインの単価は下がっています。)特に、有名シャトーやAOCのワインは、流通数が少ない分それなりに高くなります。そのような貴重なワインなら、たとえ有料でもグラスで試飲できることは、ラッキーなことです。また、星の数ほど銘柄が存在するワインでは、同じ銘柄(さらに同じヴィンテージ)のワインに出会える保証はありません。一期一会でさらにグラスで飲めるなら、お金を払ってでも飲もうという心理が働くのだと思います。(ワインフェスティバルの有料試飲の値段が安いのも、有料でも飲もうと思う大きな要因。)


25社のインポーターが、平均10銘柄ぐらい試飲を行っていたでしょうか。私も相当多くの種類を飲みました。飲んで美味しかったものもあれば、ハズレだったのも一部ありました。ただ、イベント終了後、どの銘柄(さらにどのヴィンテージ)を飲んで、どのワインをまた飲みたいか、が全く思い出せない。一部の銘柄については、ボトルの写真を取りましたが、いちいち撮影するのが面倒で、途中からやめてしまいました。(これは後悔)もし、この時に写真を撮っていたり、メモを取っていたら、次にワインを買う時にその記録が大きな影響を及ぼすだろうと思います。


インポーターにとっては、たとえイベント会場でワインが売れなくても、消費者の記録が将来の売上につながります。インポーターと消費者とのイベントでの出会いが、今後の長い付き合いに深化するかもしれません。単に試飲して終わりでは、お金と時間をかけたイベント出店の効果が限られます。


問題なのは、いかに消費者が容易に記録を付けられる環境を提供するか、ということ。面倒ならば、いくら仕組みを作っても活用されません。試飲の邪魔になっては本末転倒です。また、インポーターにとって、その環境の提供が負担になれば、試飲に悪影響を与えかねません。これらのハードルを超えられる仕組みがあれば、今回のワインフェスティバルがインポーター・消費者双方にとってより有意義なものになったと思います。


☆今日のまとめ☆

ベイシェラトンで行われたワインフェスティバルは、多くのワインを試飲できるイベント。

ただ、イベント終了後、どのワインを試飲して、どれが美味しかったかは、ほとんど覚えていない。

この試飲記録が可能になれば、たとえその場で売れなくても、将来の売上につながるかもしれない。

消費者・インポーター双方にとって、試飲記録はイベントをより有意義なものにしてくれる。


☆今日のこぼれ話し☆

昨日、大学時代の先輩からメールを頂きました。

その方は、大学3年生の頃に参加したベンチャービジネス関連の団体で知り合った方。

その団体では、フリーペーパーを作り、私はその広告営業を行いました。

なんと、その先輩は、現在農産物や加工食品のプロモーション支援の事業を行われています。

私の事業との接点が大きなことに、驚きました。

この再会も必然なのでしょうか?


☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→☓

◎毎朝ツイッターでつぶやく→☓

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→〇

◎腕立て・腹筋30回→☓

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