丸亀製麺の入門書を見れば、既存店売上をプラスにする秘訣がわかる(その2)

marugame seimen handbook

 

引き続き、丸亀製麺の入門書について。注文の仕方の説明で、来店ハードルを下げようとしていることは、前回書きました。入門書の真ん中まで進むと、新商品・タル鶏天ぶっかけの説明があります。

 

【丸亀製麺入門書からわかる既存店売上をプラスにする秘訣】

[2]単価の高い新商品・トッピングを大きくアピールし、客単価引き上げを目指す

 

丸亀製麺の入口にも、このタル鶏天ぶっかけの大きなポスターが掲げてあります。複数の商品が掲載されたグランドメニューと同じ大きさのポスターなので、嫌でも目に入ります。しかも、そこには、美味しそうな画像が大きく掲載されています。このポスターを見て、他のメニューを検討もせずにタル鶏天ぶっかけを注文した人は多いのではないでしょうか。

 

ちなみに、タル鶏天ぶっかけとその他メニューを比較すると、次のようになります。

 

【丸亀製麺の主要メニューの価格一覧】

タル鶏天ぶっかけ 580円

釜あげうどん 280円

釜玉うどん 340円

ぶっかけうどん 280円

かけうどん 280円

ざるうどん 280円

鶏天単品(トッピング) 100円

※トッピング以外すべて並

 

安い釜あげうどん目当てに来店した顧客がタル鶏天ぶっかけを注文すれば、客単価は2倍以上になります。ぶっかけうどんに鶏天トッピングをしたとしても380円であり、タル鶏天ぶっかけの価格はその1.5倍以上。つまり、通常ぶっかけうどんにトッピングを一種類していた人が、タル鶏天ぶっかけに切り替えることで、客単価は50%以上引き上がるのです。この結果は、8月・9月の客単価を見れば一目瞭然。単価の高い新商品を大きくアピールすることで、客単価引き上げに成功しているのです。

 

さらに、次のページには、「合わせ技が納得すぎる。」と題して、トッピングを勧めています。これも、客単価を引き上げる効果があります。

 

丸亀製麺はマクドナルドのオウンゴールに恵まれたせいもあり、客数がプラスに転じていますが、人口減少・競争激化の日本で客数をプラスにすることはなかなか容易なことではありません。よって、既存店売上を維持・引き上げようとするならば、客単価引き上げは必須なのです。そのためには、丸亀製麺のように、単価の高い新商品を開発するとともに、その存在を大きくアピールする必要があります。

 

入門書よりも、入口の大きなポスターは新商品の注文数にかなり貢献していることでしょう。

 

☆今日のまとめ☆

単価の高い新商品・トッピングを大きくアピールすることで、客単価引き上げを狙える。

 

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  • 今日のこぼれ話☆

ちなみに、タル鶏天ぶっかけには鶏天が3つとタルタルソースが入っているので、単品とトッピング一種類よりも割安です。

 

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