身の丈経営の重要性
先週いっぱい、姫路に遠征していました。久しぶりの姫路であったため、これまで耳に入らなかった情報もちらほら。その中で、一番大きなものは、知り合いの企業が倒産した話でした。
ネットで調べてみると、その企業以外にも知っている企業がいくつか倒産していました。その中には、食品関連企業もありました。
その倒産原因を見ると、
1)資産運用の失敗
2)多角経営の失敗
です。
ドメインと呼ぶべき基幹事業以外に手を伸ばした
ことが、倒産を招いたことになります。
多角経営がすべて悪いとは思いません。外部環境の変化によって、これまで収益を上げていた事業が、低迷することはよくあることです。できれば、低迷する前に、次の飯の種を見つけることが望まれます。(しかし、業績のいい時は、周りも持ち上げるため天狗になることが多く、新規事業への参入というチャレンジは行われにくい。)
しかし、自社の強みと全く関係のない事業への参入は、熟慮を重ねなければなりません。強みがあってこそ、既存事業者と競争をすることができます。すでに構築されたブランドというのは、新規事業者にとっては大変大きな壁。強みで差別化できなければ、価格競争に巻き込まれ、劣勢を余儀なくされます。
今回調べた倒産事例では、どちらも自社の強みを活かした投資(新規参入)ではありませんでした。新たな投資にお金と労力がかかりすぎ、基盤となるこれまでの事業が疎かになり、倒産に至ったのだろうと思います。既存事業が安泰な時ほどその事業収益に安住し、背伸びした投資に駆り立てられるのかもしれません。好調な時ほど、冷静な投資判断が必要なのでしょう。
倒産は、経営者(特に創業者)にとっては大変辛いことです。(私は経験したことはないですが。)知り合いの企業でありながら、このニュースはウェブを含む第三者から耳にしました。倒産によって起こった出来事を考えると、事の重大さが身にしみます。経営者だけでなく、従業員も路頭に迷うことになるのですから。事業をこれから始める者として、身の丈にあった経営を心がけたいと思います。
☆今日のまとめ☆
倒産は、経営者だけでなく従業員も路頭に迷わせる。
事業ドメインを明確にし、身の丈にあった経営を心がけたい。
☆今日のこぼれ話☆
事業経営が安定した時ほど、落とし穴があるように思えます。
首の骨を折らない程度に、チャレンジしたいと思います。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→☓
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→×
◎腕立て・腹筋30回→〇
◎自宅のある12階まで歩いて登る→〇