ネットスーパーでワインが売れない理由とは?
スーパー各社だけでなく、楽天まで注目するネットスーパー。価格ではなく利便性で競争できる点、そして消費者の強いニーズが、力を入れる理由なのでしょう。チラシを毎日調査していると、量販型スーパーではなく、
生協
百貨店系列の高級スーパー
までもが、ネットスーパーに参入しているようです。今後、競争激化は必至。
ネットを利用することにより、スーパーは店舗が持つ制約を排除することができます。それはずばり、
空間
です。店舗は、実際の建物を利用するため、どうしても空間の制約を受けることになります。例えば、
来店客の目に付く特売コーナーは限られている。
定番棚も限られている。
POPを付けるスペースも限られている。
一日に実施できる試食販売件数も限られる。
など。空間という制約により、
販売機会の制約
が必ず起こります。
一方、ネットスーパーの場合、空間の制約はありません。ページ数はどれだけでも増やせます。販売商品数も販売したいだけ、増やすことができます。ネットスーパーで制約を受けるとすれば、
配達時間別の受注件数
ぐらい。ただ、これも人員を増やすことによって、ある程度増やすことは可能でしょう。
これだけ販売機会を増やせるのだから、スーパー各社にとってネットスーパーは“おいしい”販売手法なのですが、なかなか活かせていないようです。
どのていど活用できているかどうか、ワインというカテゴリーで調べてみました。ワインを選んだ理由は、
単価が高いので、消費者は商品選択に迷いが生じやすい。
値段と美味しさが比例しない。
好みによって好き嫌いははっきりわかれる。
という特徴を持っているからです。簡単に言えば、
どれを選んだらいいかわからない
という問題が、ワイン購入時には生じやすいのです。この問題を解決するためには、
商品の特徴・スペックをできるかぎり開示して、選びやすくする
ことが必要になります。そこで、大手ネットスーパーでのワインコーナーを調べてみました。
イトーヨーカドー→商品特徴あり、
イオン→商品特徴あり
ダイエー→簡単な商品特徴あり
サミットネットスーパー→比較的詳しい商品特徴、ボディ、ぶどう品種、原産国
関西スーパー(楽天内)→商品特徴あり
であり、選びやすい売り場を提供しているのは、サミットネットスーパーだけでした。
ワイン売り場では、
売り場全体の面積
銘柄の多さ
などにより、十分な商品特徴・スペックを伝えるのは難しいのが現状でしょう。ただ、これらの制約は、ネットスーパーにはありません。宅配してくれる利便性だけではなく、ネットスーパーの持つ特徴を活かせば、客単価を引き上げることは可能ではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
ネットスーパーでは、店舗が直面する空間の制約がない。
その強みを活かせば、商品選択に迷いやすいワインがもっと売れるかもしれない。
ただ、その強みを活用するネットスーパーは少ない。
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☆ 今日のこぼれ話☆
昨日深江の焼肉やさんに久しぶりに行きました。
甲子園に行った帰りに、たまに行こうかと思うのですが、いつも満席。
だから、今日は予約を入れました。
とても個性的な(?)お店なのですが、あまりにも繁盛しているのか、二軒隣のお店に二号店をオープン。
綺麗なお店になって、さらに混みそうな予感です。
お肉は、相変わらずとてもおいしい。
このお店行ったら、他のお店に行く気がしなくなります。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→☓
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓