バル街が解決する、飲食店の弱みとは?

バル街

By naohisa1971

※「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでの更新は行いません。

 

先日、日経新聞夕刊に掲載されていたのが、こちらの記事

 

はしご酒で街おこし、「バル街」開催全国で、チケット片手、店訪ね歩き。

「バル街」と呼ぶ催しが全国に広がっている。はしご酒をするように街の飲食店を巡るイベントで、参加する全ての店で使える前売り券を買い、飲んだり食べたりしながら街歩きを楽しめると人気だ。新しい地域おこしや商店街振興策としても注目されている。(2012年9月8日日経新聞夕刊より)

 

「バル街」という名称とは知りませんでしたが、前売りチケット購入し、参加店舗でチケットと料理(お酒付き)と交換して食事するイベントについては、知っていました。似たイベントとして、「街コン」というのがあります。「コン=合コン」という名前が付くだけあって、男女の出会いという目的が濃いイベントなります。メイン目的という点において、食べ歩きがメイン目的の「バル街」とは異なります。

 

この記事に、参加者の興味深い声が載っていました。

 

「チケット1枚で気軽に店に入れるのがいい。」

 

この女性の言うとおり、飲食店はそう気軽に入れる場所ではありません。今では多くのお店で、入口近くにメニューが設置されてありますが、それでも料理が自分の口にあるのかどうかは、食べてみなければわかりません。1000円程度で料理を試せればいいですが、飲食店の場合はそうは行きません。立ち飲みなどファストフードでも無い限り、少なくとも2000円は支払わなければならないでしょう。2000円支払ってお店を利用したものの、そのお店がハズレだったら、大きな痛手です。このリスクを負いたくないために、食べログなどの口コミサイトで、お店の氷菓を確認してから、利用するお店を決めるのでしょう。

 

この

 

気軽に入りにくい

 

という飲食店の弱みを、バル街は解決してくれることになります。バル街では、1枚700円程度のチケットで、一つのお店を体験できるからです。

 

お店にとっても、

 

◯お店の存在を知っていたが、入店しづらかった消費者

◯お店の存在自体知らなかった消費者

 

を集客できるというメリットがあります。実際に、

 

「月1回は来る常連さんが数人できた」(洋食店店主)

 

という効果があるほど。

 

バル街は、新しい新規顧客の獲得手法になるかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

参加者にとってのバル街のメリットは、700円程度で飲食店を体験できるということ。

逆に言えば、バル街は、気軽に入りにくい飲食店の弱みを解決してくれることになる。

一方、参加店にとっては、新規顧客獲得につなげることができる。

 

☆What to EAT Yesterday☆

昨日食べたものは、特に紹介するような特殊なものではありません。

そこで今回は、気になっている商品を。

こちらのラーメン、気になります。

織田裕二のテレビCMが印象的。

さぁ、マルちゃん正麺・日清ラ王に勝てるでしょうか?

サッポロ一番 麺の力

 

 

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☆    今日のこぼれ話☆

金本引退につき、スポーツ新聞を購入しました。

引退試合のチケットは、すでに売り切れ。

まぁ、そうでしょうね。

残念ですが…

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎    朝6時に起きる→☓

◎    毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話し掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓

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