阪急うめだ本店のマヨアラに行列が出来ていた理由とは?
by courtesy of ma_shimaro
※珍々堂・マヨアラとは関係ありません
先日、お盆前の平日に、阪急うめだ本店に行きました。ちょうどお盆休み前の金曜日とあって、次の日から連休を取る人が多かったのでしょう。帰省土産やお供え物を買う人でごった返していました。もちろん、阪急うめだ本店だけでなく、JR大阪駅の土産物売場も、自由に移動できないほど人で満杯でした。
阪急うめだ本店に話を戻しますが、かなりの人で賑わっていたのですが、もちろんお客さんの集まる店と暇そうな店が生まれるわけです。ゼリーなどの冷菓を取り扱うお店は、かなり混み合っていました。この暑さが影響したのでしょう。そして、洋菓子は相変わらずの人気。一方、和菓子関連は、比較的閑散としていました。
その中にあって、行列ができている和菓子のお店がありました。(和菓子というよりも珍味に近いですが)それは、マヨアラ。大阪・珍々堂がプロデュースするマヨネーズ味のあられ専門店です。そこで、このお店に行列ができる理由について、考えてみました。
【阪急のマヨアラに行列ができる理由】
[Quality品質]試食ができるので買う前にわかるから
[Appearance見た目]アルファベットを使った今風なデザインだから
[Price価格]贈答用セットが1000円以下から買えるなど手頃な価格だから
[Accessアクセス]エスカレーターの前にあり見つけやすいから
※参考までにこんな売場。
※覚えやすいように、私は「カッパ(QAPPA)」と読んでいます。
以前に取り上げた4つの要素をすべて持ち合わせているわけだから、行列ができても不思議ではありません。さらに、マヨアラの店舗は、阪急うめだ本店にしかないため、
希少性
という要素も持ち合わせることになります。売れて当然と言えば、当然です。
ちなみに、珍々堂の本家のお店は、マヨアラの隣にあります。こちらのお店の特徴は、おかきが量り売りされていること。好きな分だけ買えるのです。しかも、価格はマヨアラよりも安い。だから、よく知っている人は、自宅用を買うなら、珍々堂で買うのです。ただし、
アクセス→端にないため目立たない
見た目→コスト面重視のためかデザイン性はほとんどない
のため、マヨアラほど目立たちません。よって、なかなかお客さんが来ない売場になっています。
デパ地下でつくづく思うのは、見た目によって売れ行きが大きく異なること。特に、デパ地下のように単価の高い商品を扱っているお店では、見た目がよく無ければなかなか売れないというのが現状ではないでしょうか。
※北海道の大好きなおかきはこちら。今では北海道物産展でよく見かけるようになりました。
☆今日のまとめ☆
珍々堂プロデュースのマヨアラに行列ができていたのは、品質・見た目・価格・アクセスで優れていたから。
一方、見た目・アクセスに問題があった本家の珍々堂は、集客に苦労している様子。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
個人的には、珍々堂のマヨネーズあられが一番です。
一度食べ始めるとやめられない、というパターンに陥ります。