ヒルトン東京のビアガーデンが教えてくれる、一人客の魅力とは?

Photo:And so it begins... By:Ron Smerigan
Photo:And so it begins… By Ron Smerigan

 

ヒルトン東京のビアガーデンが、今年からお一人様需要に対応するようです。

 

ビアガーデン、お一人様でも歓迎します――。ヒルトン東京(東京・新宿)は、6~9月に運営する屋外ビアガーデンに1人用の席を設ける。ビアガーデンといえば、グループでにぎやかに楽しむのが一般的だが、1人での飲食に抵抗を感じる人が少なくなったとして新設する。(2014年4月18日付 日経新聞朝刊)

 

一人でビアガーデンに行きたい人なんて、いるのでしょうか。と一瞬思ったのですが、そういう席があれば、私も行くかもしれません。生ビールを思う存分飲みたい時って、あるものです。その時に友人を誘えばいいのですが、急な誘いはそうたやすくできるものではありません。特に仕事帰りになれば、時間も限られているので、友人が急な誘いに乗ってくれたとしてもタイムリーに来ることは難しいでしょう。お一人様需要がそれなりにあるからこそ、ヒルトン東京は1人用席を設けるのです。

 

ただ、それ以外にも1人用席の設置に目的があるようです。記事の中では、次のように述べられています。

 

通常の4人席の場合、回転率は1日2回転だが、1人用席では3回転を見込む。(同上)

 

1人用席は、4人席よりも高い回転率が期待できるようです。ビアガーデンと言えば、時間制の定額料金。つまり、客単価は一定であり、引き上げることはできません。(ただし、プレミアムビールなど追加料金を設定しているお店は可能。)よって、売上を伸ばすには、客数を増やすしかないのです。また、飲食店の客数は座席数により制限されるので、客数を増やすには、座席の回転率を高めるしかありません。ヒルトン東京は、高い回転率が期待できる1人用席を設けることにより、客数増・売上増を狙っているのです。

 

なぜ1人用席は4人用席よりも回転率は高いのか。ヒルトン東京のビアガーデンは、90分の時間制なので、滞在時間が伸びることはほぼありえません。おそらく、1人用席は合体させれば2~4人用席になるので、4人用席よりも埋まりやすくなり、回転率が高まりやすいのでしょう。

 

お一人様需要に対応するというよりも、回転率を高めて客数を増やしたいというのが、ヒルトン東京の本音かもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

ヒルトン東京が1人用席を設けるのは、お一人様需要に対応するだけでなく、回転率を高めることで客数増が期待できるから。

アメリカビジネスの最新事情メルマガはこちら

ワインを知れば、おもしろい

WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません

日々気づいた雑感はTwitterで発信中

すいません、Facebookはほぼ引退しました

年5%で資産運用する方法はこちら

 

☆  今日のこぼれ話☆

そういえば、去年はビアガーデン行ってなかったような。

まだ金本選手が現役の頃に行ったのですが、阪神百貨店屋上でビール飲みながら阪神戦を見るのは最高です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です