セブン-イレブンが開発する小容量の飴と店舗小型化の関係とは?

Photo:Halloween Candy: Mary Jane By:SeeMidTN.com (aka Brent)
Photo:Halloween Candy: Mary Jane By SeeMidTN.com (aka Brent)

 

セブン-イレブンが、メーカーと組んで小容量の飴を開発・販売するようです。

 

セブン―イレブン・ジャパンは4月末、1袋あたりの内容量を通常の半分にした袋入りキャンディーを発売する。カンロなどのメーカーと組んでナショナルブラ ンド(NB)の売れ筋商品をそろえる。価格はやや割高になる商品もあるが、「1人でも食べきれるサイズが欲しい」という女性やシニア客などからの要望に応 える。(2014年4月23日付 日経MJ)

 

これもシニア対策。少量でいいからいいモノを食べたいというシニアのニーズを考えた、商品開発です。小容量ニーズが高いからこそ、小容量が比較的多いコンビニが支持を広げているとも言えます。

 

小容量品を取り扱うことは、セブン-イレブンにもメリットがあります。それは、客単価引き上げ。小容量品は、概して割高。大容量品一個を買う人が、小容量品を2つ買えば、客単価引き上げにつながります。さらに、小容量品は購入頻度高いので、来店頻度・客数の引き上げ効果も期待できるのです。

 

店舗の小型化を考えた場合、小容量品が今後増えることが考えられます。小さな店舗で最低限の品揃えをするならば、小型の商品を揃えるという方法が考えられます。レギュラー品を少数だけ在庫するという方法もありますが、シニアのニーズを考えれば、小型商品の取り揃える方が収益への貢献は大きいことでしょう。

 

店舗小型化の流れは、小容量品の品揃え増加に繋がるかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

セブン-イレブン小容量の飴を開発するには、シニアのニーズを満たすこと以外に、客単価・客数の引き上げ効果が見込めるからである。

小容量品は、小型店舗にはぴったりであり、豊富な品揃えに貢献してくれる。

店舗の小型化は、小容量品の品揃え増加をもたらすかもしれない。

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☆  今日のこぼれ話☆

先日、500円台の赤ワインを飲んだのですが、これが失敗でした。

やはり1000円前後の商品でないと、怖くて買えないですね。

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