ベンチャースピリッツ2010 in大阪、コンセプトから商品が生まれる。
今日は、大阪のOMMで行われたベンチャースピリッツ2010に参加しました。朝の仕事がなかなか終わらなかったため、モンベル社長の講演は見逃しましたが、大変興味深い内容で、有意義な時間が過ごせたと思います。後は、今日学んだことを行動に起こすのみ。
参加した一番の目的は、最後のパネルディスカッションを聞くことです。テーマは、
◎ 創業のきっかけをつかもう 次代を担う先駆者たちの目の付けどころ
というもの。創業後10年を経たない創業者の話を聞くことができました。パネリストは、
1) 三次元メディアの徐さん
2) ニシエフの堀井さん
3) マイファームの西辻さん
の三名で、モデレータ(報道ステーションでいう古館さんの立場)は大阪大学大学院の金井さんです。
創業者というものの、徐さんは大学発ベンチャー、堀井さんは第二創業なので、実質的に全くゼロからリスクを負って事業を始めたのは西辻さんだけです。ただ、西辻さんは、自産自消の理念を広めて、耕作放棄地をなくすことを理念に掲げたソーシャルアントレプレナーで、収益と事業の拡大を目指した事業家とは少し違います。会社もプロジェクトとして運営しているらしく、耕作放棄地が無くなれば解散すると、あっさりと述べられていました。この切れ味の良さはとても気持ちいい。まるで、昔のホンダ(いや今もそうか)のようです。
三者三様の苦労をされたようで、特に印象に残ったのが西辻さん。新卒での就職先で今の事業を新規事業として提案したものの、儲からないという理由で却下され、それで創業に踏み切ったという。初年度の売上は165万円で、塾のアルバイトで生計をやりくりされたそうです。165万円と言えば、サラリーマンの年収よりも少ないですが、実は私もその程度の売上しか上げられないかもしれないと覚悟しています。月に13万7500円ですが、これだけの売上を上げることは大変なことです。特に、一人目のお客様を見つけることが、一番難しい。なんせ、実績はないのですから。どうやって、商品の魅力を伝えて、実際にお金を支払ってもらうのか。初年度は、ボランティアでも実績作りに励むのがベターのように思えます。人の信用を得ることは、大変難しいことです。もしかしたら、私もアルバイトをしなければならないかもしれません。(アルバイトというと、抵抗があるようですが、これは世間を気にしてのもの。アルバイト内容と事業内容が少しでも関係するのならば、アルバイトで信頼を得て、受注につながるかもしれません。)
モデレータの金井さんが最後に話された内容が、実は一番印象的でした。まとめると、
◎ 成功した起業家に共通するのは、ポジティブで前向きに考え、明るいこと。
◎ 良いことの後に悪いことが起こることが多いので、いい時こそ次につながる種まきをしておく必要がある。
◎ まずは、トライしてみる。ドアをノックする勇気を持つ。(今の私に一番不足していることかもしれません。今から改めます。)
◎ これまでの人生の中での出会いで、弱いつながりしか持てなかった人でも、自分がノックをすれば強いつながりにすることができる。そうすることによって、目からウロコの情報が得られるかもしれない。
◎ コンセプトを再度考え、明確にする。
◎ もう一度、マーケットをじっくり見る。ミクロの視点で見ると、今後大きくなる市場を見つけることができる。それがブルーオーシャンになる。既存のビジネスモデルを変えることによって、新たな市場を見出すことが可能になる。成熟したマーケットこそ、チャンスがある。それは、みんながそのマーケットに飽き飽きしているから。
になります。コンセプトについて、3人の創業者のうち、西辻さん以外は創業時にコンセプトが明確でなかった点は意外でした。ただ、それは、徐さんの場合、技術があったからで、堀井さんの場合、コンセプトどころではなくキャッシュを得なければ生き残れないという切羽詰まった状態だったから。だから、私にはコンセプトは大変重要です。ちなみに、コンセプトとは、「お客さん(お金を支払う人)」「お客さんが求めるもの」「それに対して自分が提供できるモノや能力」から成り立ちます。商売の根幹を成すものです。今日の話を聞いて、今の私にはまだ明確なコンセプトがないことに気付きました。誰をお客さんにするのか?そして、どんなニーズがあるのか?そのニーズを満たすのに何を提供するのか?この三点から事業を考え直したいと思います。タイムリミットまで17日。
☆今日のまとめ☆
「お客様」「お客様のニーズ」「そのニーズを満たす商品」を明確にすることが大切。
☆12/13の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 〇
2 午前6時起床 ☓
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ☓
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ☓
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。〇
7 読書(書籍・雑誌)をする ◯
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ☓
☆今日のこぼれ話☆
今気になる商品が、ドコモのギャラクシータブ。
少し大きなスマートフォンですが、無線キーボードを使うと、オフィスデータの作成・修正が簡単にできることが大変便利だと思います。
さらに、ほとんどの場所で通じるドコモの電波。
ドコモは巨人のようで、これまでは避けていましたが、ソフトバンクの圏外の多い電波に辟易しているのも事実。
来年の3月ごろに、もしかしたら電撃移籍するかもしれません。
ただ、一番問題なのが、ドコモのデータ料金が高いということ。
価格で言えば、ソフトバンクがピカイチです。