神戸でフリーペーパーが乱立。差別化・収益化はどうなっている?
神戸の街を歩くと、店舗の先でよく見かけるのがフリーペーパー。店舗前に専用ラックを設置し、フリーペーパーが置いてあります。
普段、このようなフリーペーパーはほとんど手に取らないのですが、少し気になったことがあるので、今回は集めてきました。ちなみに、私がたまに読むフリーペーパーはホットペッパーぐらい。神戸の飲食店動向を調べるためです。他のフリーペーパーを読まないのが、読者層が主に女性で、私の趣味趣向とは違うためなので、あしからず。
集めたフリーペーパーとその特徴(紙媒体だけではなくウェブも参考にしました。)を箇条書きにすると、以下のようになります。
働く女性向け、「グルメ」「ネイル」「ビューティー」「リラクゼーション」「ヘアサロン」「スクール」「バラエティ」に区分、すべてにクーポンが付いている
2)らいらっく
特にターゲットの明記はなし、「グルメ」「Bar]「ヘアサロン」「エステ」「リラクゼーション」「クリニック」「ファッション」「スクール」「ライフスタイル」「求人」「ホテル」に区分、ウェブは紙面とほとんど同じ
好奇心旺盛な女性向け、「ファッション」「グルメ」「ヘアサロン」「ビューティー」「注目ショップ」「クリニック」に区分、提案型フリーマガジン、神戸・阪神間、ファッション重視、28歳独身で自宅住まいの神戸好きのOLを読者として想定
男性の私から見ると、どれもよく似た紙面なのですが、ブランブランはファッション重視を鮮明に出しています。(ウェブ上の情報より)おそらく、アパレルショップの情報に絞りたかったのですが、それだけでは収益が上がらないので、グルメやエステの情報を掲載したのでしょう。そのため、特徴がぼやけていることは否めません。ただ、ペルソンを明確にウェブ上で公開していたことには驚き。このような媒体資料は、競合の研究にさらされるのを避けるために、広告掲載希望者のみに渡されるものです。
れしぴは、クーポン誌というよりも読み物感が強い印象を受けました。よって、売り込み色が薄くなり、割引目当てでない読者も獲得できていることだと思います。
らいらっくは、表紙にも明記している通り「クーポン情報マガジン」という位置づけで、クーポンがメインのフリーペーパー。20~30代の女性向けのホットッペッパーという感じでしょうか。ただ、「長田特集」など、地元民にとっては思わず読んでみたくなる仕組みがある点は、とても勉強になります。
これら三誌とも、発行企業は地元神戸の広告・企画会社。それほど大きな企業ではないですが、これらのフリーペーパーはそれ独自で収益を上げるというよりも、自社の開発媒体として宣伝広告の意味合いが強いように感じます。ウェブ作成や広告代理店業務の営業の際に、これらのフリーペーパーを持って行き、自社がどのような企業なのかの説明に使っていることと思います。(あくまで推測)思ったほど、発行部数が伸びていないのだと推測します。(違っていたら、教えてください。)
広告掲載企業にとっては、フリーペーパーは集客の大きな武器です。街に山ほどあるお店の中で、自社を選んでもらうために、広告費の上にクーポンまで発行してフリーペーパーに掲載してもらいます。だから、クーポンの返りが多ければ多いほど、その効果は高いということになります。一方で、消費者は、自分の興味のある情報を仕入れて、できるだけ買い物に失敗したくないと考えます。この両者をマッチングさせるのが、フリーペーパーやその他広告媒体の役割だと思います。ならば、
◎情報が欲しい人に、お店の広告(情報)を発信する。
◎できるだけ、新鮮な情報を発信する。
ことが重要で、クーポンは単に広告効果を計測する手段に過ぎないのではないでしょうか。クーポンがないフリーペーパーも存在してもいいと思います。また、フリーペーパーの内容をユーザーによってカスタマイズできれば、よりユーザーの使い勝手がよくなり、支持を得ることでしょう。フリーペーパーは、単にクーポンを掲載するタダの情報誌から脱却してもいいと思います。
☆フリーペーパーは、お店と見込客をマッチングさせる一つの手段。
クーポンがないフリーペーパーがあってもいい。
☆12/26の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前6時起床 ☓
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ☓
4 腕立て・腹筋を各30回 ☓
5 部屋・事務所などの掃除をする ◯
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。☓
7 読書(書籍・雑誌)をする ◯
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ◯
☆ 今日のこぼれ話☆
今年もあと5日。
泣いても笑っても、あと5日。
全力で走るのみです。
絶体絶命の時でも挑戦する。
そんな強さを持ち続けたいです。