コモディティ化しつつある二色ボールペンのイノベーション案

ボールペン


今日、図書館で調べ物をしていたところ、前に座っている女性あたりからなにやら音が聞こえる。音に関して神経質なわけではないが、静かな図書館では少しの音でも反応してしまう。申し訳ないが。


その音とは、二色ボールペンの色を変える時に起こるカチッという音である。彼女は、何やら広告の裏に書かれたメモをノートに写しているらしく、誰かに見せるためなのか黒と赤で色分けして書き写していた。(恐らく、何か覚えるために書き写しているのではないだろう。覚えることが目的ならば、いちいち色分けしている時間がもったいないし、覚えることに集中できまい。)


彼女とすれば、一つのボールペンの大きさで二色使えるという省スペースがこの二色ボールペンを選んだ理由だろうが、そう頻繁に色を変更してカチカチ音を鳴らされたら、周りにいる者はたまったものでない。


そこで、この二色ボールペンに、音を立てずに色を変更できる機能を付加してはどうだろうか?恐らく、変えられた色が元に戻る時にバネが使われるから、音が出るのだろう。その仕組みにイノベーションを起こせば、いとも簡単に出来そうに思える。


ターゲットは、受験生。塾が学校などで、音を立てずにスムーズに色を変えられたら、スマートではないか。また、受験生の場合、何よりも合格することが優先されるため、少々高くても消音の二色ボールペンにお金を掛ける確率は高い。このイノベーションによって、二色ボールペン(三色以上のボールペンも)が再評価されれば、その他の文具も注目されることになり、文具業界の販売チャンスが増えることになる。


二色ボールペンというと、100均ショップでも購入できるコモディティ化された商品。だが、実際に使われる現場を観察すると、不満は見つけられる。コモディティ化した商品だからという理由で、改善を諦めるのは勿体ない。


※     相変わらず、目の前の彼女は音を立てながら、ボールペンを走らせています。悪気がないのはわかるけど。


☆     今日のまとめ☆

二色ボールペンの不満に、色を変更する時にカチッという音が鳴ることが挙げられる。

この不満を改善すれば、コモディティ化した二色ボールペンにもイノベーションを起こせる。

コモディティ化した商品だからという理由で、改善を諦めるのは勿体ない。


☆     今日のこぼれ話☆

図書館は調べ物などでよく利用するのですが、本当にいろんな人がいます。

モラルが下がっていることを実感することも多い。

一度注意してやろうかと思うこともありますが、その時に限って勇気がない。


☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→〇

◎毎日情報を発信する→〇

◎毎朝ツイッターでつぶやく→〇

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

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