ファミマの家事代行サービスチケット、店舗の持つ決済機能という強み。

今日、六甲アイランドのファミリーマートで見つけたのが、こちらのチケット。

 

 

110307bears-ticket1

 

ベアーズの家事代行サービスチケット

 

女性誌の棚に、このチケットが置かれてありました。家事代行をして欲しいと思う女性をターゲットにしているのでしょう。

 

このチケットは、

  1. ファミポートで、このチケットに書かれてあるPコードを入力し、チケットを出力。
  2. レジで、決済
  3. 電話を掛けて、オペレーターにチケット内容を伝える。
  4. 予約を行う。
  5. サービスをしてもらう。

という流れで、使用するという。そこで、

◎なぜ、ファミマなのか?

と考えてみました。

 

110307bears-ticket2

 

ファミリーマートの強みというと、

  1. 店舗数が多い。
  2. チケットを出力する機械がある。
  3. 支払いができる。

の3つを挙げることができます。

 

商品の販売を拡大したい企業にとっては、店舗数の多さは大きな魅力です。それは、店舗数が多いと、集客力の高さが見込めるから。だから、手数料を少々高く払っても、店舗数の多い企業と提携したいもの。さらに、チケットを出力する機械=ファミポートがあれば、換金性のあるチケットの在庫を持たなくて済みます。チケットは、その大きさの割に価値が高いので、盗難に合いやすいもの。そのリスクを無くすことのできるチケット出力マシーンを持つことは、チケット販売をする企業にとって大きな競争力になります。

 

この2点については、店舗数と資本力の大きな大企業しかマネできませんが、3つ目の決済機能は、店舗を持つ企業ならどんな企業でも持つもの。だから、店舗を展開する企業は、この決済機能を活用すれば、さらに売上を拡大することが可能になるのではないでしょうか。例えば、決済に不安を感じ、通販(特にネット通販)に踏み切れない消費者も、依然として存在します。そのような消費者に、実際の店舗でお金を支払う場を提供すれば、通販での売りにつなげることができいます。店舗側にも、決済機能を提供することで、手数料収入が得られるというメリットがあります。

 

ネット通販などの店舗を持たない企業は、店舗を作るという初期投資が無い代わりに、店舗を持つ小売店に比べてその信頼性は低いことが多い。ならば、店舗を持つ企業が、無店舗企業と提携し、その信頼性をサポートすればいいのではないでしょうか。店舗を持たないベアーズと店舗数の多いファミマから、こんなことを考えました。

 

☆今日のまとめ☆

ネット通販企業などの店舗を持たない企業は、店舗を持つ企業と提携することによって、その信頼性を高めることができる。

店舗企業は、この提携によって手数料収入を獲得でき、店舗にかかる初期投資をより早く回収できる。

 

アメリカのビジネス最新事情メルマガ

せっかくワインを飲むなら楽しく飲みたい

Twitterやっています

FaceBookは現在研究中

 

☆今日のこぼれ話☆

今日、確定申告が終わりました。

もちろん、e-taxです。

昨年は初めての利用だったので、戸惑いましたが、今年はスムーズ。

ITは、確実に時短につながりますね。(もちろん、慣れるまでには時間がかかりますが。)

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です