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また、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

◎本日のニュース

1)見出し
Verizon Wireless to Add Payment Option

【出典】
http://goo.gl/gA7sS

 

IMG_7046 Verizon logo

 

2)要約
ベライゾン・ワイヤレスは、
携帯電話を使った新決済サービスを計画している。
このサービスを使えば、
ネットに繋げられるベライゾンの携帯から
音楽や電子書籍などのデジタルコンテンツを購入した際、
通信料金と一緒にベライゾンに支払うことができる。

このサービスを提供するために、
ベライゾンはペイフォン社と提携する。
通販サイトにこのサービス用のリンクが設置され、
ベライゾンと契約しネットに接続できる携帯電話を
持っている人はすべて、このリンクをクリックすれば
新決済サービスを利用できる。

一方、ベライゾンは、AT&TやTモバイルと提携し、
ISISという別の決済サービスの開始を予定している。
ペイフォンとの新決済サービスは、
購入できるものが限られていた既存の決済サービスの後継とし、
ISISと共存させる計画でいる。

3)キーとなる英文
Customers can use the Internet on their phones to order
digital items such as music or e-books and have the
charge placed on their monthly Verizon bill.

4)キーとなる英文の和訳
顧客は、自分の携帯電話でインターネットを利用する際に、
音楽や電子書籍などのデジタルアイテムを注文し、
その支払は毎月のベライゾンからの請求で行うことができる。

5)気になる単語・表現
なし

6)今日のヒント
ベライゾンがペイフォンと開発した新決済サービスとISISとの

一番の違いは、
●ペイフォンとの新サービス:コンテンツなどのネット通販用
●ISIS:店舗用
である。だから、ペイフォンとの新サービスとISISとカニバリすることはない。 

ベライゾンが新決済サービスを行うのは、
加入者という資産を活用する
ためである。ベライゾンの加入者は、全米首位。
この絶大な集客力を活用しない手はない。
集客力から収益を上げる方法として、
オーソドックスなのは広告。
携帯電話やクレジットカードの請求書と一緒に送られてくる広告が、
これである。この広告を見て、加入者が商品を購入すれば、
携帯電話会社やクレジットカード会社に手数料が入る。

一方、ペイフォンとの新サービスは、
ベライゾンによる決済代行サービスとの見ることもできる。
決済代行サービスも、広告と同様商品が売れて
決済が行われる時に手数料が発生する。
しかし、広告とは違い、
再度のその通販サービスから商品が購入されると、
手数料が発生する。
このように、ストック型の収益機会をもたらす。
広告の場合は、広告を見て商品が売れた時には
手数料が発生するが、
再度そのサービス事業者から商品が売れた場合には、
手数料が発生しない。
(二回目以降は、広告を見るという行為が発生しないから。)
だから、広告よりも決済代行サービスの方が、
収益性において旨みがある。

ISISでも、ベライゾンはその旨みを一番享受することになる。
それは、提携するAT&TやTモバイルよりも加入者数が多く、
ISISが普及すればするほど、
ベライゾン加入者がISISを使う回数が多くなり、
手数料収入が増えるからである。

しかし、ISISには大きな問題が潜む。それは、
競争の激化
という問題である。ISISの利用方法は、
店舗で商品を購入した時に、ISISを利用できる携帯電話をレジでかざして決済を行う
というものである。記事によると、類似サービスとして、
1.グーグルワレット
2.ビザとファンダモとの提携サービス
が紹介されている。

グーグルワレットは、今年の夏に、
ニューヨークとサンフランシスコで提供されるサービスで、
携帯キャリアのスプリントネクステル、
クレジットカードのマスターカード、
POSシステムのベリフォンシステムズと提携している。
アンドロイド携帯は、キャリアを問わず発売されており、
スマートフォンのシェア一位。今後スマートフォン利用者が増加し、
このサービスを利用できる端末が増えると、
加入者一位のベライゾンでもかなり手ごわい。
ビザも、クレジットカード業界最大手で、
ビザカードを持っている人を考えると、
ベライゾンの加入者数は霞んで見える。

このように、ISISは、グーグル・ビザの参入により、
今後は激しい競争が予測され、
加入者首位のベライゾンにとっては、
その旨みは小さくなっている。
一方で、ペイフォンとの新サービスは、
ベライゾンの加入者にとってはメリットがあり、
加入者首位という強みを新たな収益に結びつけることができる。
ちなみに、加入者にとってのメリットとは、
ネット通販決済時にクレジットカード番号を入力する手間を省き、
またクレジットカード番号の漏洩の危険性を回避すること、
そして、支払いをベライゾンに支払う通信料金と一緒にできることである。

当初、ISISも、加入者首位というベライゾンの強みを
収益に結びつけるサービスであった。
しかし、店舗決済ではグーグル・ビザなどとの競争が激化し、
収益化が難しくなった。
そこで、コンテンツ決済に目を付けたように思う。
コンテンツを含むネット通販では、
ペイパルがその競合である。
ベライゾン加入者にとっては、
毎月必ず発生する通信費と一緒に支払え、
ペイパルにはない利便性を享受できる。

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《今回のヒントのまとめ》

1)ベライゾン・ワイヤレスの新決済サービスは、
ペイフォンとの提携で行われ、
携帯電話経由でのコンテンツ決済を代行する。

2)ベライゾンは、これとは別に、
AT&TやTモバイルと提携し、
ISISという店舗決済を携帯で行えるサービスを
提供する予定でいる。
加入者首位のベライゾンは、
提携する他社よりも大きな収益を
ISISから得られることになる。

3)しかし、携帯での店舗決済では、
グーグルやビザなどの参入があり、
競争が激化している。

4)この競争激化により、
加入者首位という資産を有効活用できなくなり、
コンテンツ決済代行に目を付けたのだろう。
コンテンツを含むネット通販では、
ペイパルと競合するが、
ベライゾン加入者にとっては、
支払いをベライゾンへの通信費と
一括できるという利便性がある。

5)加入者数を収益に変える方法として、
広告も考えられる。広告が一回きりの収益機会なのに対し、
決済代行は、一度使われると何度も使われるので、
ストック型の収益機会をもたらす。

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【参考サイト】
アメリカの携帯電話事情 http://goo.gl/8qClB
ペイパル http://goo.gl/C4gbH

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6)おすすめ商品・サービス

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編集後記
こんばんは、高尾です。
ペイパルは、まだ使ったことがありません。
ネットで購入する時は、楽天やヤフーなど
モール型サイトを利用することが多いからでしょう。
モール型の場合は、モールにクレジットカード情報を記録すれば、
いちいち記入する必要がありません。
モール型サイトの力が強い日本では、
ペイパルは難しいのかもしれないですね。
ペイパルのサイトを見ると、
便利そうには見えますが…

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