ワンカラ・ファストカジュアル、おひとり様向けという需要創造。

ファストカジュアルのスモークプライムリブBy Edsel L

 

12/2の日経新聞朝刊に、おひとり様需要に注目したサービスが紹介されてありました。それは、おひとり様用カラオケ。

 

記事によると、

 

広さ約3平方メートルの部屋。壁に掛かる液晶モニターに映る歌詞を見ながら、好きな曲を気兼ねなく1人で歌う。コシダカが11月25日に開いた「ワンカラ  神田駅前店」(東京・千代田)は1人専用のカラオケルームだ。宇宙船をイメージしたという店内に部屋数は24。開店当初の3日間は1時間待ちの状況が続 いた。

 

なので、それなりに盛況のよう。一人でカラオケなんて思いもつかなかったが、二人でカラオケに行ったことはあります。そして、二人カラオケでは、二人が好きな曲を好きに歌います。相手の歌を聞くよりも、自分が歌う曲を探すことに必死でした。ほとんど、一人の世界なんですね。ただ、一人で行くには部屋が大きすぎて、大きな部屋で一人で歌う自分の姿に寂しさを感じてしまう。だから、友達を誘って二人で歌っていたのだと思います。

 

それじゃ、寂しさを感じさせない環境にすればいい。それが、このワンカラのようです。宇宙船のような部屋に入り、後はヘッドホンをして歌うだけ。ドリンクバーのあるカフェスペースもあるので、喉が乾いても大丈夫。少し寂しくなったら、カフェスペースに行くのもいいですね。あっ、これは、

ネットカフェにカラオケを付け加えたサービス

と言うこともできます。

 

ストレス発散するために、カラオケで歌いたい人にはぴったりですが、ぶらっと歌が歌うという使い方もできます。これまでは、歌おうと思えば、団体を作るために人を誘う必要がありました。さらに、ただ歌うだけでは人が集まらないので、その前にお酒の入ったお食事会(「飲み会」とも言います)を催さなければなりませんでした。このように、カラオケで歌うことはとてもハードルが高かったのです。それが、おひとり様用カラオケができたお陰で、歌いたいときにすぐに歌える環境が整いました。これで、カラオケの需要が創出されるかもしれません。

 

そして、昨日のWBSでは、ファストカジュアルというレストラン業態が紹介されていました。これは、出来たての美味しい料理をファストフードスタイルで提供する業態。ファストフードスタイルなので、一人でぶらっと入ることができます。そして、料理の提供も、フルサービスレストランに比べて早いので、手持ち無沙汰することなく比較的早く食べることができます。一人で食べるために、これまでファストフードを利用せざるを得なかった人の、美味しい料理を手軽に食べたいというニーズを満たすことでしょう。そういえば、学生が多く騒がしいファストフード店は、結構あります。できれば騒がしいファストフードを避けたい人も、多々いるのではないでしょうか。ファストカジュアルは、このようなゆったり手軽に美味しい料理を食べたいおひとり様用のレストランなのです。

 

この2つのサービスの共通点は、おひとり様。既存サービスに、おひとり様用という特徴を付加すれば、これまで取りこぼしていたニーズをすくい取れるかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

おひとり様用カラオケのワンカラ・ファストカジュアルは、おひとり様をターゲットにしたサービス。

既存サービスに、おひとり様用という特徴を付加すれば、需要を創造できるかもしれない。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

実は、ファストカジュアルは2000年代前半に業界では結構話題になっていました。

しかし、実際にはそれほど増えなかった。

作りたての料理を早く提供することが、オペレーション上かなり大きなハードルになったからでしょうか。

ちなみに検索して一番初めに出てきたお店は、トミーズキッチン

札幌にあるお店です。(行ったことはありません。)

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓

◎部屋や家の掃除をする→☓

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