ヤフオクで買った2012年手帳、携帯性のベネフィットをどう表現するか?

帝人のノベルティ手帳

 

2012年の手帳は、ヤフオクで購入しました。ここ2年ほどは無印良品の手帳を購入していたのですが、2012年はいろんな意味で変化が欲しいので、手帳から変えることに。ちなみに、無印良品の手帳はかなりいいです。シンプルな分、自分仕様にできますし、価格も手頃。(2012年版は735円。昨年版は1000円近くしていたように思いますが、値下げしたのでしょうか?)さらに薄い。必須の週間ページと月間ページがあるにもかかわらず、1センチ未満なのは嬉しい。

 

そして、今年ヤフオクで買った手帳は、1.5センチほどの厚み。それほど気にせず入札・落札したのですが、実際に比べてみるとその違いはかなり大きいです。数字だけ見ても1・5倍ほど分厚くなるので、わかりきったことですが、手帳の厚さとしてはかなり分厚い部類に入るのかと思います。

 

無印手帳と帝人手帳の厚み比較

 

今、この厚さが少し気になっています。というのも、普段使っているカバンが少し薄めなので、厚みがカバンの積載能力に大きく影響するからです。せっかく購入したものだし、中身のレイアウトなどは気に入っているので活用しますが、今回の件であることを発見しました。それは、

 

  1. 携帯性が商品選択に大きく影響すること
  2. ベネフィットの表現はスペックデータでは違うこと

の二点。

 

携帯性は、モノの特徴として大きな威力を発揮します。特に、ビジネスマン(もちろん女性も含めて)はカバンを持って移動することが多いので、

いかに必要なモノを軽量にできるか

が大きな意味を持ちます。しかし、手帳の商品紹介サイトをみると、携帯性に関する説明がほとんどありません。(参照サイトは、無印の手帳高橋の手帳。)ただ、大きなのスペック数字があるだけ。(厚みのスペックデータはありません。)価格よりも使い勝手が優先される手帳のような商品では、携帯性を大きく訴えると売上に大きな反響が出るのではないでしょうか。

 

さらに、その携帯性を理解してもらうためには、単なる数字を並べる以上の説明が必要です。例えば、ビジネスマン向けならば、

「厚さ◯◯ミリ・重量◯◯◯グラムなので、ビジネスバックに入れて移動しても疲れが溜まりにくく、仕事に集中できます。」

のような表現をすれば、携帯性が仕事にどのような影響を及ぼすのか、その重要性がよりわかりやすくなります。これが単に、

厚さ:◯◯ミリ

重量:◯◯◯グラム

という記載ならば、この厚み・重量だからどうなのか、がわかりません。もし、今回のヤフオクの手帳購入で、厚みや重量により携帯性がどのように変わり、移動するのにどう影響するのかがわかっていたら、買った手帳とは別のより薄く軽い手帳を購入していたのかもしれません。たとえ、価格が少し高くても、購入していたでしょう。ここにアップセル(上級の商品を販売することで単価を引き上げること)が成立します。

 

手帳に限らず、

その商品を使うことによって、どんな得があるのか?

これを端的に表現することによって、売上を伸ばすことのできる商材は山ほどあることでしょう。

 

☆今日のまとめ☆

商品のベネフィットをより端的に表現することによって、アップセルにつながる。

これをやっていない商材は山ほどあるのではないか。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

ヤフオクで販売されている手帳のほとんどは、企業ノベルティ。

いただいた企業ノベルティを転売するのは不謹慎との意見もありますが、ノベルティを通して企業を身近に感じるのも事実。

今年の手帳を通じて、これまで名前しか知らなかった帝人の事業内容を知りました。

そう考えると、企業ノベルティを格安に販売するのもアリのように感じます。

ノベルティを企画する企業としては、ノベルティ販売をどう思うのでしょうか?

思えば、ユニクロは企業Tシャツを販売していますね。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→☓

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓

◎部屋や家の掃除をする→☓

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