ボジョレーヌーボーBy jetalone

※  「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでは、メルマガには掲載しない内容を執筆する予定です。

 

ダイエーに行くと、イオンのボジョレーヌーボーがいろんな売場で見かけることができます。まずは、イタリア料理の加工食品売場。エンド(棚の端にある目立つ特売売場)でボジョレーが並べられていました。さらに、鮮魚売場。ワインと一緒に食べる料理の食材として、買ってもらおうという戦略です。もちろん、ワイン売場にも陳列されています。一番は、店舗入口すぐでしょうか。いずれにしても、今のダイエー店内は、ボジョレー一色と言って過言ではありません。サントリーが販売するジョルジュ・デュブッフブランドのボジョレーヌーボーも併売されていますが、メインはイオンPBです。(ダイエーはイオンの資本が入っているため、イオンPBを販売しています。)

 

この時期は度のスーパーもボジョレーヌーボーの販売に力を入れていますが、ダイエーの力の入れ様は半端ではありません。私が視察したその他スーパーは、ライフと阪急オアシス。ライフは生鮮品の特売売場に大きく売場を採っているだけで、逆にワイン売場では販売していませんでした。その反対は、阪急オアシス。売場自体は大きいのですが、ワイン売場近くの特売ブースだけです。いずれのスーパーも、ダイエーとは異なり、複数の売場でボジョレーヌーボーを陳列してはいませんでした。

 

ダイエーのワイン売場を観察していると、面白いことに気づきました。それは、

 

800円以下のワインコーナーが撤去されている

 

ということです。この秋から、ダイエーのワイン売場では、480円~780円のワインばかりあつめたコーナーが設置されていました。その売場の特徴は、陳列棚の同じ列には、同じ価格のワインが並んでいるという陳列方法です。そのため、銘柄ごとにプライスカード(価格カード)が付けられるのではなく、一列に大きく「◯◯◯円」と書かれた帯が付けられています。それがかなり目立ちます。デイリーワインを購入するために、ワイン売場に足を入れた人は、この単一価格売場で足を止める可能性は高いと思います。そして、同じ価格で3~5種類あるので、比較的選びやすく、ワインの売上向上に貢献したかと思います。

 

それが撤去されているというのは、かなり衝撃でした。その理由は、さほど難しくありません。恐らく、

 

890円・990円のボジョレーヌーボーを売り込みたいから

 

ではないでしょうか。800円以下のワインがあれば、ボジョレーヌーボー目当てに売場に来た人が、800円以下のワインを購入しかねません。それでは、せっかくPBまで作った意味がありません。低価格志向の高まりに対応して、1000円以下のボジョレーヌーボーを企画したことを考えると、800円以下のワインがあれば、そちらになびく来店客も多くなると、予測したのでしょう。

 

低価格志向を強めるダイエーなので、低価格ワインコーナーを完全に撤去することは、まぁないでしょう。ということは、低価格ワインコーナーを一時的に撤去してまで、PBのボジョレーヌーボーを売り込みたいということになります。それだけ、PBボジョレーヌーボーの製造数量が多いのかもしれません。

 

☆今日のまとめ☆

ダイエーは、イオンPBのボジョレーヌーボーの販売に凄まじく力を入れている。

低価格ワインコーナーを一時的に撤去してまで。

それだけ、在庫を抱えているということだろうか?

 

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☆  今日のこぼれ話☆

イオンのボジョレーヌーボー、実はとある発見をしました。

これは、ワイン関連サイト・ワインカルテでお伝えしたいと思います。

 

☆アニキ金本知憲の言葉☆

「だが、野村克也さんは、『他人の下した評価が正しい』と語っている。私も同感だ。」(『覚悟のすすめ』より)

※『覚悟のすすめ』は、自分に弱い気持ちが出てきた時に、大きな力を与えてくれる本です。努力して結果を残した金本だからこそ、その言葉には重みがあります。