【345号】道路の名前をそのまま付けるレストランの戦略とは?

◎2010年4月20日11:19の最新ニュース
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サップやアドビなどのソフトウェア企業は、今後のM&Aを見越して、

債券発行による資金調達を活発化させている。

◎本日のニュース

1)見出し

Bay Area Restaurants Invoke the Open Road

2)要約

サンフランシスコ地区では、店舗の名前に有名な
道路の名前を付けるレストランが増えてきている。

例えば、イタリアの有名な道路であるA16という名前の
イタリアンレストランや、ブルゴーニュ地方の道路である
RN74という名前のフレンチレストランなど。

この目的は、その地域の道路を名前に付けることにより、
その郷土料理を提供していることを明確化するためであり、
また、道路の名前という一見変わった名前にすることにより、

目立ためである。

3)キーとなる英文
In this food-obsessed region, the latest trend among restaurants
is to name themselves after beloved or familiar roadways.

4)キーとなる英文の和訳
この飲食店激戦区では、レストランの最新トレンドとして、
人々に愛された道路や親しみ深い道路にちなんだ名前を店舗名
にすることが挙げられる。

3)気になる単語・表現と解説
(気になる単語・表現)
be obsess by(またはwith)~  他動詞句    ~に取りつかれる
name A after B  他動詞句    Bの名をとってAに名付ける

(解説)
なし

5)今日のヒント
今回の記事では、レストランのネーミングに
ついて取り上げられている。

記事のタイトルだけを読んだ時、てっきり
「店舗近くの道路名をつけるレストランが増えているのだろう」と思ったが、
実際はそのレストランで提供される料理にちなんだ道路の名前が
つけられているという。

A16やRN74と言われても、実際にイタリアやフ
ランス・ブルゴーニュ地方に行った人でないと
わからないであろう。

だから、一見悪いネーミングのように思えるが、
実は良いネーミングのように思われる。

ネーミングをする目的とは、
◎その商品(モノ・サービス)を覚えてもらう
ということ。

ならば、差別化された目立つ名前がいい。

さらに、
◎いかに多くの人に低コストでその商品を覚えてもらうか
を考えた場合、大きな投資をせずにその商品が話題になればよい。

その商品を知った人が、友人などにその商品を語りやすくなれば、
クチコミにより商品が多くの人に知れ渡る。

この「語りやすい」仕組みとして、
◎人に話したくなる逸話
がネーミングに盛り込まれていれば、クチコミが広がるだろう。

この考えからすれば、郷土料理を提供するお店が郷土に
ちなんだ道路の名前を付けることは、大きな効果が見込まれる。

一見、A16やRN74という名前は変であるが、
「実は、その地方の有名な道路なんだ」となれば、心に残る。

もちろんこの前提として、そのレストランで
提供される料理やサービスが満足できるものでなければならない。

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《今回のヒントのまとめ》
▼サンフランシスコベイエリアでは、その料理にゆかりのある
地域の道路を店舗名にするレストランが増えている。

▼A16やRN74などの名前だが、目立が説明を受ける
まで何を意味しているのかわからない。

▼しかし、ネーミングの裏に逸話があれば、
その名前を聞いた人は他に話したくなり、
クチコミとして広がる可能性は高まる。

▼ネーミングの目的が、「その商品を覚えてもらう」こととすれば、
この逸話の存在は大きな意味を持つ。

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編集後記
こんばんは、高尾です。
今回取り上げたネーミングについての戦略は、
経営コンサルタントの石原明さんのポッドキャストで
学びました。
石原明の経営のプラス
ネーミングは考え出したら、どんどん悩むものです。
ただ、日々の生活の中でいろんな商品名を目にしているので、
普段からネーミングに注意していると、
いいアイデアが浮かびやすくなると思います。
私がネーミングする際は、キーワード(単語)を書き出して、
さらにそのキーワードから関連用語を書き出し、
それらの言葉をつなげるという方法を取る事が多いです。
この方法で成功したかどうかは、まだ不明ですが。(笑)

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