消費者が店舗の集積したSCを好む理由
前回に引き続き、好立地に関して。好立地の代表格と言えば、SC(ショッピングセンター)を挙げることができます。飲食チェーンの中には、集中的にSCへの出店を行っている企業もあるほど。それほど、SCは魅力的な立地なのです。
消費者がSCを支持するのは、
ワンストップショッピングができるから
でしょう。一箇所で買い物を済ませられるとなれば、とても便利。わざわざ街を歩き回る必要性がありません。この便利さは、小さな子供を持つママならなおさらです。
ただし、それ以外にも理由があるのではないかと、思うのです。それは、前回にも取り上げた「賑わい」に関わるもの。SCは利便性を求めた人が集まるので、「賑わい」が生まれやすくなります。その結果、モノを購入する際や店舗を利用する際に、なんとなく安心感が生まれるのではないでしょうか。その結果、人が人を呼ぶことになります。この
安心感
こそ、「賑わい」がもたらしてくれる大きな利点だと考えます。
食べログなど口コミサイトを見てから利用店舗を決めるのも、この「安心感」を得るため。一人あたり3000円近く払う以上、失敗する確率は最小化したいですから。同じ理屈で、「賑わい」のあるSCを利用したいのではないでしょうか。
この「安心感」を得たいニーズは、いろいろ活用できるはず。
☆今日のまとめ☆
消費者が、店舗が集積したSCを好むのは、ワンストップショッピングができる利便性だけではない。
その「賑わい」が失敗する確率が低いという「安心感」を産むからではないか。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
- 今日のこぼれ話☆
3連休に梅田に出たのですが、もうクリスマス販促満載でした。
これから約1ヶ月マライアキャリーの曲を聞くのは、楽しみやら苦痛やら。