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GMSと言えば、食料品から日用雑貨・DIY商品までなんでも揃うのが大きな利点であり、ワンストップショッピングに最適な業態です。利便性・時短を追い求める消費者が増えているなら、GMSはもっと支持を得てもいいはず。しかし実際には、業界大手のイオン・セブンとも営業赤字です。

 

このギャップはどこから生まれるのかと考えたところ、やはり小売業の専門化というトレンドにありそうです。小売業の専門化というのは、小売業は進化によって専門店に分化するということ。例えば、昔々百貨店は家電品を販売していましたが、今ではデザインに特化した商品以外、取扱はほとんどありません。それは、家電小売が、家電量販店に分化したからです。家具・アパレル品もしかり。この影響をモロに受けているのが、GMSなのです。

 

専門店に分化しただけならば、一方で買い物の利便性は損なわれることになります。例えば、シャツと電球が欲しいなら、ユニクロとジョーシンの二店舗に行かなければならないからです。これを解決するのが、イオンモールなどのSCなのです。SCのほとんどには、家電量販店とアパレルショップがテナントとして入っています。だから、シャツと電球が欲しければ、近くのSCに行けばいいのです。

 

GMSの顧客がSCに奪われたことを実感したのが、イオンモール伊丹昆陽。SC全体ではそれなりに集客しているものの、GMSであるイオンの衣料品売り場・雑貨売り場には、ほとんど来店客はいませんでした。夜20時頃だったということもありますが、イオンモール自体にはそれなりに人数が来店しているのです。

 

SCの増加が、GMSの衰退を招いたのではないでしょうか。そう考えれば、イオンモールでSC市場に進出したイオンは、GMS衰退のリスクをヘッジしたとも言えます。

 

☆今日のまとめ☆

GMSが衰退したのは、ワンストップショッピングができるSCに市場を奪われたからではないか。

 

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  • 今日のこぼれ話☆

GMSの衣料品売り場は、意外な掘り出し物があるものです。

だから、たまに寄りますよ。

こんな私は、変人かなぁ。