日経トレンディ、失敗したくないという消費者心理

パリのお菓子たち


日経トレンディ最新号では、東京手みやげの最新事情が掲載されています。そこで見つけたキーワードは、

◎     失敗したくないという心理。

おみやげは自分で食べるものではなく、人にあげるもの。だから、その人に喜んでもらいたい。また、変なものをおみやげに渡すと、自分の評価を下げることになります。だから、「失敗したくない」と考えるようになるのでしょう。


しかし、おみやげ売り場で試食できる商品はごく一部。となると、売り場の商品説明や商品デザイン・ディスプレーデザインなどを見て、商品を選ばなくてはなりません。そこで、登場するのが、

◎     ランキング

お店の売上ランキングでも、日経プラスワンのランキングでもいいのですが、そのランキングには、

◎     失敗する確率を低くしてくれる

要素が必要になります。「売上上位の商品ならば、多くの人が買っているのだし、またリピーターも多そうだから、失敗することは少なそうだ。」と、消費者は考えるのです。


ここで一つのことに気付きました。それは、

◎     多くの人も~しているのだから、失敗しないだろう。

という消費者の理屈です。売上ランキングならば、「多くの人が買っているのだから、失敗しないのだろう。」ということになります。行列のできるお店ならば、「多くの人が待ってでも買いたいと考えているのだから、失敗しないのだろう。」ということになります。店舗ならば、集客がこの理屈に影響を与えます。お客さんの少ないお店よりも多いお店の方が、失敗しないと考えるからです。ネットで考えると、

◎     消費者の感想の多さ

になるのでしょうか。今年ブームになったクーポン共同購入サービスも、「一定数の人が購入しているのだから、失敗しないだろう。」という理屈が働き、そのビジネスモデルが成立しているのです。


日経トレンディの別の記事では、百貨店の物産展について書かれてありました。そこでのキーフレーズは、

◎     誰かのお墨付きを買いたい

ということ。有名バイヤーが選んだというお墨付きを買えば、失敗しないですむ。これも同じ理屈です。失敗したくない消費者感情を意識すれば、売れていない商品が売れる。そう思います。


☆     今日のまとめ☆

東京の手みやげや百貨店物産展の最新事情を見ると、消費者は失敗したくない感情を強めている。この消費者感情を意識すれば、売れていない商品でも売れるようになることでしょう。


☆12/20の目標 ☆

1  プライベートブログの更新 ☓

2  午前6時起床 ☓

3  毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ☓

4   腕立て・腹筋を各30回 ☓

5  部屋・事務所などの掃除をする ☓

6  手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。☓

7  読書(書籍・雑誌)をする ◯

8  毎朝、ツイッターでつぶやく ◯

※最近、早起きできていないです。いかん、いかん。


☆     今日のこぼれ話☆

失敗したくない感情は私も強いのですが、天の邪鬼な性格なのか、人の選んでいないものを選択する傾向もあります。

そのためか、誰も持ち出したiPhoneに、少し飽きてきました。

次は、androidかな。

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