デザインは会社を救うか?

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今日は、神戸市産業局主催のビジネスプランブラッシュアップ講座に参加しました。創業後間もない経営者やこれから創業しようという人向けに、毎月行われているセミナーです。できるだけ毎回参加しようと思っているのですが、12月はどうしても参加できず、久々(2ヶ月ぶり)の参加になりました。(ただ、少し遅刻しました。スイマセン。)


今日の講師は、デザイン会社を経営されておられる星加ルリコさん。最初の自己紹介を聞けなかったのですが、神戸牛のブランディングや神戸市をユネスコのデザイン都市に認定させたという実績を持ち、毎日新聞に連載されているなどデザイン業界ではそこそこ有名そうな方でした。


デザインをブラッシュアップさせることにより、どう商品(そして企業)を売っていくかということがセミナーの主題。今回の学びは、

◎デザインとは、日々に新しい気付きを与えてくれるもの。これまでになかった新しいサービスを生み出すのも、デザインのひとつ。

◎褒められたい・認められたいと願う消費者は多い。居場所を求めている。

◎検索エンジンを使えば、アイデアがどんどん浮かぶ。(反対語、スケールの大きな言葉、人が夢を感じる言葉などを一緒に検索。)

◎人は、「何をやるのか」ではなく「なぜやるのか」という理由で、心が動く。(そして、購買につながる。)


神戸市によるユネスコへの申請書や神戸牛のサイト・パンフレット、そしてデパ地下のフルーツ専門のケーキ屋さんのトータルデザインを、その目的(デザイン都市への認定や神戸牛・ケーキの販売)に達成するために、そのデザインを改善・創造されたのですが、ビジュアル(写真やパンフレット実物)を見せられると、デザインの持つ威力を感じることができます。モノで差別化が難しいということを考えると、デザインで差別化することはとても重要だと再認識しました。


ただ、デザインですべてが決まるというのとはまた違うとも思います。つまり、デザインよけりゃ、モノが売れるという単純なものではない。デザインは、あくまで最後の一押しに過ぎず、デザインが威力を発揮する前提として、商品がニーズを満たす必要があるのです。さらに、その商品を、ターゲットとする消費者に知ってもらう必要があります。ホームページならば、デザインがいいに越したことはありませんが、その前に消費者が求めるであろう情報を提供しなければなりません。だから、更新の少ないおしゃれなサイトよりも、それほどデザインがいいとは思わないものの、読みごたえ・見ごたえのあるサイトの方が、消費者の心をつかむのではないでしょうか。デザイン会社の経営者が話すセミナーなので、ある程度ポジショントーク(つまり自社に都合のいい話を強調する)も入っているように感じたのも事実です。


☆今日のまとめ☆

デザインは、日々に新しい気づきを与えてくれるもので、新サービスの開発などを通じて企業はデザインを刷新することが可能である。

ただ、デザインがすべてを解決するというわけではない。

デザインが威力を発揮する前提として、商品がニーズを満たすことや消費者とのコミュニケーションなどが必要となる。


☆今日のこぼれ話☆

星加さんの営業活動が、とても特徴的。

あからさまに営業するのではなく、人と会ってその人に問題提起をするというもの。

その後、連絡が入って、仕事につながるらしい。

大変ユニークな方に思えました。

そういや、最近の私はユニークなのか?

そうありたい。


☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎朝ツイッターでつぶやく→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯


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