お問合わせフォームに潜む大きなハードル

2011-01-26inquiry_page


新聞や雑誌などを見て、何かしら気になることがあるとネットで調べることがよくあります。(ただ、最近はパソコンよりもiPhoneを使うことが多くなりましたが。)

ただ、気になる部分がすべてサイト上で説明されていることは少なく、その時何かしらの疑問が生じます。そこで、サイトの問い合わせページをクリックして、質問しようとすると、

◎個人情報を提供しなければならない

ことがよくあるのです。


多いパターンとしては、

◎メールアドレス

◎名前

◎電話番号

◎要件

の4項目が必須。メールアドレスはまだしも、電話番号や名前まで教えることに大きな抵抗を感じます。その結果、「やめとこ」となりそのサイトを閉じることになります。


企業側としては、新聞や雑誌の記事や広告を通じて、サイトに誘導したまでは大成功です。サイトを見てもらって、企業やその商品に興味を持ってもらい、購買まで辿り着けば目的が達成したことになります。また、購買までいかなくても、消費者からの問い合わせやメルマガ登録などによって見込客を集客できれば、今後の営業戦略につなげることができます。


しかし、上記の私の例で言えば、お問合わせ欄を埋める部分で挫折。せっかく、サイトまで誘導し、疑問が生じるほど商品に興味を持ってもらったのに、そこで見込客とのつながりが途絶えることになります。大変もったいない!


企業が、お問合わせフォームで、名前や電話番号を書いて欲しい理由もわからないわけではありません。名前を書いてもらうことによって、いたずらをある程度防止できます。電話番号を書いてもらうことにより、迅速に回答ができます。しかし、この部分が高いハードルになってしまっては、せっかくの集客活動が台なしになってしまいます。


人口が減少する国内市場を考えると、いかにリピーター顧客やファンを獲得するかが業績に大きな影響を与えると考えます。ならば、できるだけ消費者とのつながりを密にしなければなりません。特に、小売店などの代理店経由で販売する場合は、顧客と接する機会を自ら作り出す必要があります。このように考えると、お問合わせのハードルをいかに下げるかは、大変重要に思えます。


☆今日のまとめ☆

多くの個人情報を記入しなければならないお問合わせフォームは、見込客の集客にとっては大きなハードルである。


☆今日のこぼれ話☆

最近、ポスティングの本を読んだのですが、効果をあげようと思えば、デザイン・配布地域・配布期間・配布頻度など、いろんな要素を組み合わせる必要があるそうです。

そして、私のポストに届いたチラシをみると、ほとんどが使い回し。(単なるパンフレットなど)

効果がどれほど上がっているのか、大変興味があります。


☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎朝ツイッターでつぶやく→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

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