神戸・トリスウィスキーのゲリラ広告、目に入るという大きな強み。

トリスは今やハイボール専用ウイスキー


昨日、神戸・三宮の飲み屋街を歩いていると、とある看板を目にしました。


これは、居酒屋などの飲食店の入り口近くに立てかけてあるお酒の看板。「このお店では、看板に書いてあるお酒が飲めますよ。」というメッセージを伝える効果があります。よくあるのは、一番絞りやプレミアムモルツなどのビールの看板です。しかし、今回見つけたのは、トリスウィスキー。「今、トリスのハイボールを飲んでね。」というサントリーの意気込みを見て取れます。


ただ、この看板が、この界隈に複数見られるのです。界隈というよりも、隣近所という方が適切かもしれません。そして、この看板の脇には「三宮のトリスハイボール」という黄色の提灯が並んでいます。この「三宮」の文字でピンときました。そう、この看板・提灯で三宮の飲み屋街を占拠して、トリスハイボールを売り込もうというゲリラ広告なのです。


現に、この看板・提灯がこの辺りにかなり多く見られ、また目立つ黄色のため、かなり印象的なのです。今回は飲みに行かなかったのです、もしお店に入っていたら、思わず「トリスハイボールちょうだい。」と叫んでいたと思います。


目に付くところに広告を設置するほど、その広告効果は高まります。そして、その広告を見てから購入するまでの時間が短ければ、効果はさらに高まります。トリスハイボールのゲリラ広告は、このお手本のようなもの。


インターネットの利用が一般的になり、スマートフォンが普及すると、検索連動型広告やインタレスト広告(そのページを見ている人が興味のありそうな広告を掲載する手法)、ジオメディアを使った広告(そのページを見ている人の場所の近くにある商品を広告する手法)が注目されていますが、この広告が効果を出すのは、その広告が掲載されるメディアを見ているという条件が伴います。一方、実生活でどうしても目をやるところに広告を掲載すれば、購買につながるかどうは別として、認知を高めることは可能になります。さらに、その広告を見た人がすぐに購入できる仕組みを作っておけば、購買につながる確率は高まることでしょう。このように考えると、リアルの広告も、うまく使えばまだまだ活用できる余地があるように思えます。リアルの広告と言えば、看板・車内広告・チラシなど。もしかしたら、携帯電話の待ち受け画面が、一番効果が高いのかもしれません。


☆     今日のまとめ☆

三宮の飲み屋街で見かけた、トリスハイボールのゲリラ広告。

その広告の多さと、購買までの時間の短さが、その広告効果を高めているように思われる。

見る人の興味・場所などで広告内容を分析できるネット広告もいいが、どうしても目に入るリアル広告も、活用すればまだまだ効果を出せるのではないか。


☆     今日のこぼれ話☆

リアル広告で興味があるのは、東京の駅ナカにあるデジタル自動販売機。

自販機の前に立った人の顔から、その人の属性を分析し、その人に合った飲料を提案してくれるSF映画に出てきそうな自販機です。

リアルとデジタル(ネット)を融合した広告。

デジタルサイネージが普及すると、このような広告が増えるのでしょう。

広告も楽しめれば、それはエンターテイメントです。


☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→☓

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→〇

◎腕立て・腹筋30回→〇

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