JR大阪三越伊勢丹のMI STORY, 購入に直結した新鮮な食メディア。
JR大阪三越伊勢丹に行った時にもらったのが、こちらの冊子。「MI STORY」という名前の冊子で、食に特化しかフリーペーパーです。(「MI」とは、「MITSUKOSHI ISETAN」の略。)
いやいや、フリーペーパーというのはおこがましいほどの上品な冊子。これを読むと、
JR大阪三越伊勢丹に行くと、こんなに美味しそうな食にめぐり会えるんだぁ。
という気分になります。このような気分にさせてくれるのは、
- 商品(もちろん食に関する)の詳しい説明
- 綺麗な画像
- 商品を美味しく食べる提案
- イベント告知
があるから。そもそも、百貨店という業態は、セルフサービスのスーパーとは違い、対面サービスをその特徴としています。だから、売場に行って、店員さんに聞けば、美味しそうな食にめぐり会えることはできるのです。しかし、そのきっかけがない。デパ地下を隈なく廻れば、美味しそうな食に出会えるのは確実なのですが、なかなかそのような時間を取れない人は多いのではないでしょうか。特に、ある程度所得に余裕があり、食に関心があるアクティブな人は、さっとデパ地下に入ってさっと帰るかもしれません。
このような人を集客するためには、
JR大阪伊勢丹に行くと、美味しそうな食にめぐり会える
ということを伝えなければなりません。その役割を担うのが、「MI STORY」のように思えます。
このような食に特化した無料の月刊誌(「2011 5 MAY」と表紙にあるので、毎月発行するのでしょう。)は、百貨店ではありそうに思えますが、意外に少ない。(ちなみに、私はイベントに特化したカタログ意外で、このような無料冊子を見たことがありません。イベントに特化したカタログとは、お中元お歳暮カタログやバレンタイン特集の冊子など。)食に関心が強い消費者にとっては、とても新鮮な冊子であり、梅田に行った時には寄ろうという気にさせるものです。
JR大阪三越伊勢丹としては、食の充実している阪神百貨店に対抗する意味でも、この冊子を配ることで、
梅田のデパ地下で、JR大阪三越伊勢丹は外せない。
と、消費者にアピール・記憶させたいのだと思います。
気になるのは、この冊子を作成・配布するコスト。コンテンツも決してチープに見えないほどの出来で、特に画像が綺麗。さらに、紙質も企業のカタログで使うのと同じものでしょう。さらに、ネット上でも特殊なリーダーを使って公開しています。相当コストはかかっていることでしょう。しかも、発行がJR大阪伊勢丹三越になっており、配ることができるのは梅田のお店に限られます。よって、このコストを回収するには、JR大阪三越伊勢丹で利益を挙げる必要があります。恐らくこの冊子に商品が掲載された企業にも負担を求めていることだと思いいますが、とても思い切った広告宣伝だと言えるでしょう。デパ地下目当てで来店したお客さんに、ファッション関連商品も買ってもらって、やっとペイするのではないでしょうか。
食に関する情報は、食関連の雑誌・テレビ番組かスーパーや百貨店のチラシ、もしくはCM・その他広告から得られるものがほとんどでしょう。この中で、購入に直結するのはチラシぐらい。(他の媒体からの情報は、どこで売っているかはわからないので。テレビ番組は、詳しい場所を調べる手間がかかる。)しかし、チラシで伝えられるのは、商品名と価格だけ。このような環境で、百貨店が提供する食の情報冊子MI STORYは、消費者にとってとても新鮮で実用的。単に情報を提供するだけでなく、購入に直結しているので、買い忘れる可能性は低くなると思います。
☆今日のまとめ☆
JR大阪三越伊勢丹のMI STORYは、百貨店の食イベントを告知するだけのものではなく、販売する商品の詳しい説明や、より食生活を豊かにする商品の活用方法などを提案している。
購入に直結する食の情報は、商品と価格しか伝えないチラシに限られる中で、このような無料月刊冊子は、買い忘れる可能性を低くしてくれるので、価値の高い。
☆今日のこぼれ話☆
これまで、メーラー(メール管理ソフト)は、Thunderbirdを使っていました。
ただ、最近、外出時にノートパソコンでメールを確認することもあるので、複数のメールアドレスをgmailに集めて、gmailのサイトを通じてメールを読むようにしました。
ショートカットキーを知らないしので、読むのに苦労していますが、スパム処理は優れもの。
迷惑メールが目の前から消えると、大変心地いいですよ。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→☓
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→☓
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓
◎部屋や家の掃除をする→☓