ゴディバ、まさかの試食は見込客を開拓する。
先日、甲子園にタイガースを応援に行ったのですが、試合の後に甲子園の隣にあるららぽーとに行きました。このららぽーと、最近H&Mやユニクロがオープンするなど、ファストファションが一箇所で揃うのが特徴でしょうか。H&M、ユニクロ、GAP、ZARAと、ここに来ればワンストップでファストファッションの買い物を済ませることができます。
ファストファッションに圧倒されたららぽーとでしたが、ゴディバでも驚きがありました。なんと、
店頭で試食
を行っていたのでした。ゴディバと言えば、デパ地下を始め、いろんなところに見かけるチョコレート専門店。神戸では、元町商店街に路面店があります。まぁ、どこでも買えるブランドとあって、普段は素通りすることが多いのですが、普段見かけない試食をやっているので、足を止めました。
食べてみると、オレンジの味がする少し香ばしいチョコレート。(専門用語でビターというのでしょうか。)ゴディバを食べるのが久々ということもあり、
こんなに美味しかったのか!
と、ちょっとした感動を覚えました。そして、なんとなく店頭に入ると、意外に新商品が多いのにびっくり。チョコレートだけでなく、クッキーも充実していることも初めて知りました。
この体験を振り返ると、
もし、試食がなければ、このオレンジのチョコレートの存在を知らなかったし、美味しさも知らなかった。
というだけでなく、
ゴディバに、こんなにいろんな商品(美味しそうなチョコレート・クッキーや季節限定の商品)があることを知らなかった。
ということになります。あいにく、今回は試食したものの商品の購入まで至りませんでしたが、
次、贈り物をするときは、ゴディバを覗こう。
という気分になったのは事実。(自分で味を納得したオレンジ風味のチョコレートがいいですね。)試食という販促の威力を、改めて実感しました。
試食というと、商品(もちろん少しの部分ですが)を無償で提供することであり、また人を介する必要があるので、コストがかかる販促方法です。しかし、日本人は、「食べたら買わなければいけない。」という強迫観念に近いものを感じるのか、なかなか試食をしないと言われます。(海外で試食販売をすると、行列ができるほど。)だから、試食販売で利益を出すことは大変難しい。(試食販売した日だけの損益を考えると、爆発的に売れない限り赤字。)それでも、今回のゴディバのように、試食販売をすることで、ブランドを改めて認識してもらい、将来の売上をつなげることは十分可能のようです。一見、ゴディバのように有名ブランドの場合、改めて試食をする必要はないように思えます。しかし、試食をすることで店内に誘導し、商品ラインナップを見てもらうことによって、これまで知らなかった商品を伝えることができます。その先には、購入が続きます。
このように、ゴディバで試食することによって、次の贈り物はゴディバにしようと思ったのですが、それが購入につながる保証はありません。それは、
ゴディバで食べた体験やゴディバで買うことを忘れる
からです。「忘れる」ことにより、デパ地下の目の前にあるお店や最近友人から聞いたおすすめのお店で、贈り物を買ってしまうことでしょう。これでは、ゴディバによる試食が、試食だけで終わってしまうことになります。この「忘れる」ことを避け、覚えてもらう仕組みがあれば、試食の効果がさらに高まるように思えます。忘れたくて、忘れているのではないので、楽しく簡単に記録できれば、不可能ではないでしょう。
☆今日のまとめ☆
珍しいゴディバの試食で、ゴディバのチョコレートが美味しいことを改めて認識。
さらに、ゴディバにはチョコレートだけでなく、クッキーや季節の商品があることを、知ることができた。
試食販売により、見込客を開拓し、将来の購入機会を得たことになる。
ただし、この体験を忘れない仕組みが必要で、この仕組みがあれば、試食販売の効果がさらに高まる。
☆今日のこぼれ話☆
タイガース、今日も負けてしまいました。
真弓監督、かなり参っているんでしょうね。
ただ、ここで踏ん張って欲しいです。
絶対にやめて欲しくありません。
今は最悪の時、これからは上り坂ですよ、きっと。
僕も負けじと踏ん張らないと。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→☓
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓
◎部屋や家の掃除をする→◯