なだ万の敬老の日弁当、外食が難しい高齢者というマーケット。

なだ万のお弁当(from Flickr)

 

今日の日経MJに、このような記事が掲載されていました。

 

なだ万(東京・新宿)は、9月16日から19日まで敬老の日向け弁当「寿の膳」を販売する。下段にマツタケご飯と上段に煮物などを詰めた2段弁当で、健康 を気遣う利用者の声を受け、昨年より揚げ物の量を減らした。外食が難しい高齢者のお祝いを自宅で手軽にできることから、同弁当は需要が拡大しており、同社 では前年比2桁増の販売を目指す。

 

敬老の日にお弁当が売れることには、びっくり。敬老の日を祝うという文化が私自身には、ないので、このようなマーケットがあることに全く気づきませんでした。

 

しかも、敬老の日用のお弁当の需要が拡大しているというから、恐らく口コミやらリピート注文が多いのでしょう。ちなみに、数字としては、

 

一個2625円

1996年から毎年販売

昨年は5日間で約7000個を販売

 

が挙げられていました。てっきりデパ地下の惣菜店での販売と思っていたのですが、HPを見ると配達がメインのようです。販売エリアは、関東・中部・関西。

 

 

考えてみれば、私の周りにも外食が難しい高齢者はいます。難しいというよりも、

 

外食ではゆっくり食べられない

車で外食してはお酒を飲めない

 

のを嫌がり、外食しないで家で食べる人もいるでしょう。高齢者の内食ニーズは意外に高いのかもしれません。

 

一方、高齢者ともなると、調理することが大きな手間となります。さらに、一世帯が夫婦二人の場合は、わざわざ料理しても全部食べきれません。かと言って、スーパーの惣菜は油物中心。しかも、それほど美味しいと感じない人もいるでしょう。残りの人生を考えれば、少ない食事機会をより有意義に過ごしたいと考える人もいるのではないでしょうか。

 

このニーズを満たすのは、

 

和食で少し豪華な惣菜

 

ではないかと思います。「油っこくなく」「低カロリー」もキーワードになることでしょう。しかし、このような惣菜は意外に少ない。デパ地下まで足を運べば手に入るかもしれないですが、わざわざ行くのが面倒ですし、多くの人でごった返す環境を億劫に感じる人もいるでしょう。スーパーは油っこいものが主体ですし、ホカ弁は安いけどそれほど美味しそうには思えない。和食で少し豪華な惣菜を宅配するというサービスは、それだけではビジネスとしては成り立たないですが、割烹屋さんなどが行えば、意外に人気が出るように思います。

 

☆今日のまとめ☆

なだ万が提供する敬老の日弁当は、外食が難しい高齢者がターゲット。

年々売上を伸ばしていることを見ると、高齢者の少し豪華な和惣菜へのニーズは、意外に高いのだろう。

 

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☆昨日のこぼれ話☆

9月初めに上海に行くことになりました。

プレイベートでの旅行ですが、約5年ぶりの上海。

どれほど変わっているのか楽しみです。

上海で美味しいレストランや食べ物があれば、教えていただければ、幸いです。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

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