QBハウス、10分という価値に注目したビジネス。
By RichPav
本日、QBハウスに行きました。QBハウスとは、10分1000円の格安理髪店。洗髪や整髪のサービスはなく、髪を切ることだけに特化した理髪店です。
QBハウスの店内で驚いたことがあります。それは、
鏡の下のヤフーニュースを表示する液晶ディスプレイがある
ということです。この液晶ディスプレイは、理髪店や美容院にあるファッション誌や新聞・その他週刊誌と同じ役割を果たします。その役割とは、
顧客に、理髪・美容サービス時間を有意義に使ってもらう
ということ。あの退屈な時間を何とか楽しんでもらおうという、お店が提供する一つのサービスとも言えます。
QBハウスの理髪サービスは、約10分で終了します。よって、特に退屈な時間とは言えません。なのに、液晶ディスプレイを設置するというのは、10分を価値ある時間と捉えているということではないでしょうか。
QBハウスでは、10分で理髪サービスを終了させなければならないので、店員さんがお客さんと話をする暇はありません。この無言の時間を何とか楽しんでもらおうという目的も、この液晶ディスプレイは担っています。これも、根底には10分という時間の価値を高めようという考えがあるように思えます。
このように考えると、QBハウスは10分の価値に注目して、髪を切るということだけに特化したサービスを始めたのではないでしょうか。これまで理髪時間ではありえなかった10分という時間を提示することにより、消費者に驚きを与えるとともに、QBハウスの利用を通じて、10分の価値を再認識してもらいたいように思えます。
10分ではないですが、一日のうちで細切れ時間は意外に多いものです。例えば、エレベーターに乗る時間や電子レンジを待つ時間など。今後、このような細切れ時間に、広告などのコンテンツが提供されるようになるかもしれません。スマホやタブレットなどを利用する手もありますが、目の前に飛び込む情報の威力は計り知れません。
☆ 今日のまとめ☆
QBハウス店内には、鏡の下にヤフーニュースを映す液晶ディプレイがある。
この液晶ディスプレイは、10分という理髪時間を有効に使ってもらうために存在する。
10分というと短時間だが、QBハウスには、この短時間である10分の価値を高めたいという考えが根底にあるのかもしれない。
今後、エレベーターに乗る時間や電子レンジを待つ時間など一日の細切れ時間に、広告などのコンテンツが提供されるようになるかもしれない。
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☆ 今日のこぼれ話☆
QBハウスを利用したのは、髪を切りに行く時間が取れなかったのと、少しだけ切りたかったから。
前回、大幅に髪を切ったのですが、切りすぎた箇所もあったので、切りたい部分は少ししかありませんでした。
その少しの部分に4000円ほど掛けるのに、少し抵抗を感じました。
また、QBハウスを使った感想は、意外によかったです。
へんてこな髪型になることも想定していたいのですが、カッコイイとは言えませんが、まぁよしというほどに落ち着きました。
10分という短時間、1000円という低価格で、このクオリティなら、流行るのも理解できます。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→◯
◎毎日情報を発信する→☓
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓