日本酒の輸出について調べていたところ、面白い記事を見つけました。ちなみに、日本酒輸出を調べた理由は、今ひとつ海外での日本酒人気が信じられないから。日本酒は、日本のアルコールの中で、どちらかというと蚊帳の外の存在。日本酒の美味しさが最近わかってきた私としては、少し悲しいですが。

 

記事は、オーストラリアでの日本酒人気について書かれてあります。オーストラリアで日本酒が受け入れられた理由は、3つあります。

  1. 冷やして飲める醸造酒が登場し、ワイン感覚で飲めることがわかったから。
  2. ワインに代わる新しい醸造酒として取り上げられたから。
  3. 日本酒の普及とともに、各国の料理が混在したフュージョン料理を提供するレストランが増えたから。

 

もともと日本食レストランでは、熱燗の日本酒が提供されていたのですが、冷やして飲める日本酒がオーストラリアに登場。ワインを飲む文化があるので、これで一気に日本酒が受け入れられるようになったようです。そして、ワインに代わるお酒が欲しい西洋系のレストランが、冷やして飲む醸造酒を提供するようになった。そして、フュージョン料理のお店にも普及していった。こんな順序でしょうか。需要サイドでは、このような動きがあったようです。

 

そして、供給サイド、日本の日本酒メーカーにも、輸出を強化する事情がありました。それは、国内での販売不振。2008年の清酒国内消費量は、10年前の98年比で4割も減少したそうです。日本酒業界としては死活問題。国内での販売だけに依存するのでは、もうやっていけない。だから、海外に活路を見出しました。

 

あくまでオーストラリアだけの話ですが、同じことが他の国でも起こっているとすれば、日本酒人気が出た要因は、

 

ワイン感覚で飲める美味しい日本酒が、レストランで試せるようになったから

 

ではないでしょうか。

 

そして、日本国内に目を転じてみれば、

ワイン感覚で飲める美味しい日本酒が、レストランで試せない

からこそ、日本酒のジリ貧が続いているように思えます。もちろん、居酒屋などの日本料理店に行けば、日本酒は置いてあります。しかし、特に勧められることはありません。どの料理に合うかなんて、メニューに書いてありません。だから結局、

とりあえずビール

から始まって、サントリーのハイボールに続くコースに落ち着いてしまうのではないでしょうか。せっかく日本酒を試せる機会なのに、勿体無い限りです。

 

 

さらに、

ワイン感覚

という点も、国内で販売される日本酒に欠けています。ワインボトルほどの量の日本酒は少しずつ増えているものの、一番多いのは1リットル・2リットルタイプ。テレビCMなどの広告でも目にするのは、この手の大容量タイプです。この日本酒もそれなりに飲めますが、ワイン感覚では決してありません。

 

日本酒メーカーも、もう開き直って、海外で売れている日本酒をそのまま国内で販売するという手に出てもいいのではないでしょうか。それぐらいの荒治療をしなければ、日本酒は低迷から抜け出せないような気がします。

 

☆     今日のまとめ☆

日本酒が海外で人気になったのは、ワイン感覚で飲める美味しい日本酒が、レストランで試せるようになったから。

一方、国内では、レストランにこの状態はない。

いっそのこと、ワイン感覚で海外で売れている日本酒そのものを、日本で売ってみてはどうでしょうか。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

間違って口に合わない720mlの日本酒を買ってしまったら、ちょっとした悲劇です。

ワインなら飲めないことはないのですが、日本酒は少し辛い。

このような経験が、日本酒を敬遠するきっかけになるかもしれません。

今の冷蔵庫に、そんな気にさせる日本酒が1本眠っています。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓