JPローソン、入り口近くでわかったその差別化とは?
昨晩、神戸中央郵便局の横にあるローソンに行きました。そのローソンはいつものローソンとは違い、「JPローソン」という商号が掲げてあります。そう、この「JP」とは、「Japan Post」の略で、その名の通り郵便局のローソンです。
「JPローソン」で検索してみると、2008年8月にはJPローソンはオープンしていたみたいです。(神戸ではなく東京都中央区)ただ、この日本橋のJPローソンは、郵便局内での出店。今回私が言ったJPローソンは、郵便局と同じビルにあるものの、郵便局内ではなく郵便局ビルの一テナント。入り口も、郵便局とは独立していました。
どんな差別化がなされているのか
という好奇心を持って来店したのですが、入り口から入った瞬間、大きな発見がありました。それは、
便箋・ポストカードなどのポスタルグッズ売り場
を発見したからです。具体的には、
◯便箋セット
◯ボールペンや本などグッズ付き便箋セット
◯ポストカード
◯ホールマークのポストカード
◯その他手紙・ハガキを書くのに必要な紙類
◯ポストの形をした貯金箱
が販売されていました。ホールマークのポストカードは、独立した回転タワー型売り場に陳列されていたので、恐らくメーカーも巻き込んだ売り場だと思います。このようなポスタルグッズ売り場を作った理由は、
手紙・ハガキを書く機会を増やすことで、切手・宅配の売上を拡大するため
です。この売り場には、郵便局の意向が込められているのです。
一方で、
手紙・ハガキを書きたいと思った時に、かわいい・おしゃれな便箋・ポストカードが手元にない
という、消費者の悩みを解決してくれます。かわいいポストカードやおしゃれな便箋などは、東急ハンズやロフト・プラザ(旧ソニープラザ)に行けば手に入るのですが、買いたい時にお店が開いている保証はありません。特に、社会人の場合、仕事前と仕事後しか買う時間が取れないのですが、早朝や夜遅くに小売店が営業しているのは稀。その点、24時間営業のJPローソンならば、営業時間を考えずに便箋やポストカードを購入することができます。もちろん、他のコンビニ同様、切手も販売されていることでしょう。つまり、JPローソンは、
◯社会人の
◯仕事前・仕事後に小洒落たポスタルグッズ・切手を買いたいニーズ
を満たすことになります。ハガキや手紙を書くことは、宛名や文章を書くだけでなく、
◯ポストカードや便箋
◯切手
を購入する手間が発生するために、とても億劫なもの。それがハードルになって、手紙・ハガキをやめて、メールで済ませる人も多いのではないでしょうか。そこで、JPローソンに行けば、ポストカードや便箋と切手を購入できるので、このハードルが一気に下がります。その結果、郵便局が期待する切手の売上が伸びることになります。
これらをまとめると、JPローソンの差別化は、
おしゃれなポストカードや便箋などのポスタルグッズの販売
であり、
手紙やハガキを書きたい人に必要なグッズが揃うお店
ということになります。
☆ 今日のまとめ☆
JPローソンは、おしゃれなポストカードや便箋を販売することで、他のコンビニと差別化している。
その結果、手紙やハガキを書きたい社会人にとって、必要なグッズがいつでも揃うお店として認識され、これが大きな強みとなる。
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☆ 今日のこぼれ話☆
JPローソンでもう一つ気づいたことがあります。
それは、PBがリニューアルされていたこと。
セブンプレミアムに劣らず、おしゃれに見えました。
さらに安い。
その結果、ローソンの客数は相当増えるのではないでしょうか。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→◯
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓