コールド大関

前から気になっていた日本酒の新商品、コールド大関を先日、やっと飲むことが出来ました。近くのグルメシティに売っているだろうと高をくくっていたら、その気配すらなし。(確か、日本酒ハイボールはありました。)六甲アイランドにたくさんあるファミリーマートにもありませんでした。結局購入したのは、三宮にあるダイエー。あと2・3本しかなかったので、ギリギリセーフになります。

1年の販売実績を1ヶ月で売り切ったと新聞かネットで見たので、かなり売れているのでしょう。GMSのダイエーにしかなかったということは、品切れしているのかもしれません。日本酒でここまで売れた商品は、ここ5年間で見ても珍しいかと思います。

コールド大関の目的・役割は、

  1. 日本酒があまり売れない夏に、日本酒需要を高めるため。
  2. 日本酒が苦手な人に、日本酒の良さを再度実感してもらいたいため。

であると、実際に飲むまで思っていました。1については、間違いないと思います。暑い夏は、ビールやチューハイなど冷たくて飲み心地のいいアルコールが好まれます。実際、関西の酒造メーカーが日本酒ロック以前記事に書きました)を今年提案するなど、夏に日本酒を飲んでもらおうという活動が行われており、この一つの提案として、コールド大関もあるのかと思います。

しかし、2については違うかもしれません。飲んでからそう思うようになりました。私の飲んだ感想は、清酒を水で薄めた感じ。「日本酒」ではなく「清酒」としたのは、キリッとした味わいの大吟醸や吟醸ではなく、モヤっとした普通の日本酒の味に近かったからです。

日本酒が苦手な人は、このモヤっとした感じが苦手なのではないでしょうか。これは、芳醇な日本酒独特の風味。苦手な人に日本酒を飲んでもらうならば、

◯キリッとした淡麗な日本酒(吟醸や大吟醸に多い)を

◯飲みやすいアルコール度数

に変えた商品を作った方がよかったように思えます。そうすれば、

コールド大関を気に入る→淡麗な日本酒を冬に飲んでくれる

が期待でき、本当に売りたい日本酒が売れるようになります。コールド大関ユーザー用の日本酒「コールド大関オリジナル」を発売すれば、日本酒へのシフトはより容易になるのではないでしょうか。

それとも、コールド大関で日本酒に興味を持ってもらい、利益率の高そうな清酒に誘導したいのかもしれません。ただ、清酒のあのモヤッとした風味に拒否反応を示したことのある消費者ならば、

コールド大関=モヤッとした嫌な日本酒を薄めたもの

と認識するので、コールド大関自体を好まないのではないでしょうか。

コールド大関のサイトを見ると、

◯日本酒を飲みたかったけれど、アルコール度数が高いので、なかなかチャレンジできない

◯夕食にはおいしい日本酒をあわせて楽しみたいけれど、平日は我慢している

◯冷酒は飲みやすくて好きだけど、気づいたら飲み過ぎてしまうことが多いので、平日は意識してセーブしている

という声に答えるために商品開発したようです。アルコール度数の高いワインやハイボールに人気があることを考えると、アルコール度数よりも、

◯モヤッとした濃厚さよりも白ワインのように辛口淡麗さ

◯炭酸割り

の方がより高い訴求力があると思えます。その上で、コールド大関を好きになった日本酒のライトユーザーが気軽に飲める、吟醸や大吟醸の小瓶(360mlほど)を発売すれば、コールド大関から日本酒にシフトできるのではないでしょうか。

☆  今日のまとめ☆

コールド大関は、アルコール度数の高さがネックで日本酒を飲まない人をターゲットにした模様。

ただ、アルコール度数の高いワインの人気が高いことを考えると、日本酒が売れない理由はアルコール度数の高さではないように思える。

人気の高いワインやハイボールのように、辛口淡麗や炭酸割りの方が、日本酒需要の喚起に力を発揮するのではないか。

その上で、コールド大関ユーザー用の吟醸や大吟醸の小瓶を発売すれば、コールド大関から日本酒へシフトできるように思える。

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☆  今日のこぼれ話☆

個人的に芳醇よりも辛口淡麗が好きなこともあって、今回のような記事になりました。

ただ、売れている白ワインや赤ワインの多くが辛口ということを考えれば、辛口淡麗の方が受け入れられやすいのではないでしょうか。

ちなみに、Twitter検索すると、コールド大関の人気はそれほど芳しくないようです。

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓