宇治の露製茶の伊右衛門ティーパック、パッケージの近未来系とは?
先日、伊右衛門ティーパックの箱を何気なく見ていたら、とあることに気付きました。それは、
英語表示がある
ということです。今手元に商品がないので、詳しくは忘れましたが、確か、
商品名
荷姿(ティーパックが何袋入っているか)
原材料名
商品説明
まで英語で表示されていたかと思います。もちろん、この商品は日本で販売されている商品で、日本語表示は当然ごとくあります。
なぜ英語表示があるのかについて考えてみたところ、
日本で外国人に売りたいから
外国で外国人に売りたいから
という2つの理由が頭に浮かびました。国内販売用で英語表示のある食品は、あまり目にすることはありません。(イタリアン料理など外国風の料理の素となる商品には、英語表示のある商品はありますが、せいぜい商品説明だけ。)もしかしたら、
国内で商品を購入した外国人(長期滞在者?)から商品に関する問合せがよくある
のかもしれません。もしくは、
国内販売用の商品をそのまま輸出したい
というメーカーの意向が働いているのかもしれません。
ティーパックという商品特性からして、おみやげ用に購入されることが多いのかもしれません。おみやげ屋さんでお茶を購入するよりは、スーパーで購入した方が安く購入できるので、スーパーでお土産を購入する外国人も多いでしょう。(私も外国ではよくそうしますし、外国のスーパーでお土産を探している日本人をよく見ます。)ならば、英語表示のあるなしは、おみやげ用として購入されるかどうかを決める大きな要因になります。外国人のお土産需要をもぎ取ろうと、宇治の露製茶さんはわざわざ英語表示を印字したのかもしれません。
いずれにせよ、今後日本人の数が減少するということを考えれば、
外国人にモノを売る
ということを、真剣に考えてもいいように思えます。それが、日本の国内ならば、
外国人旅行者
外国人の長期滞在者(ビジネスマンやその家族、留学生など)
になり、外国ならば、
現地の外国人
になります。外国の外国人(現地人)に売るならば、法律で英語表示(英語圏以外は現地語表示)は当然必要となります。一方、日本国内で外国人に売る場合は、英語表示は無くても販売は可能です。ただ、売れるかどうかを考えた場合、英語表示のある商品の方が、売れる確率が高いのは言うまでもありません。(価格など他がほとんど同じ条件ならば)
このように考えると、宇治の露製茶の伊右衛門ティーパックは、外国人への販売を考えた商品であり、最先端を行く商品のように感じます。そして、その英語表示のあるパッケージは、将来では当然のパッケージになるのかもしれません。近未来型のパッケージではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
宇治の露製茶の伊右衛門ティーパックは、パッケージに英語表示がある。
日本人の減少を考えれば、外国人にモノを販売することが今後重要になるだろう。
そう考えると、英語表示付きのパッケージは、近未来型パッケージと言えまいか。
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☆今日のこぼれ話☆
英語表示ができるほどのスペースがあったというのも、英語表示を印字した大きな要因でしょう。
ただ、残念ながら、宇治の露製茶さんのサイトには、英語表示はありませんでした。英語表示がありましたが、英語版の商品説明はありませんでした。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→◯
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯
◎腕立て・腹筋30回→☓
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯
◎部屋や家の掃除をする→☓
◎営業日誌を付ける→☓