家庭料理の写真By The_Smiths

 

※「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでの更新は行いません。

 

本日(2012年9月29日)の日経新聞朝刊に、SNSに関する記事が掲載されていました。Facebookやmixiなどの一般的なSNSではなく、特化型のSNSに関して。特に、料理SNSに関する解説には、いろいろ考えさせるものがありました。

 

料理SNSとは、簡単に言うと、

 

自分で調理した料理画像を投稿して、コミュニケーションを行うSNS

 

と表現できるかと思います。これが流行っているのですが、その理由は

 

自己認証

 

というニーズを満たしてくれるから、というもの。特に主婦の利用が多いようです。記事で紹介されている主婦は、

 

結婚して約半年。

朝昼晩の3食分を欠かさず投稿し、約2万人のフォロワーがその投稿を楽しみにしている。

 

そうです。この主婦は投稿することによって、金銭的なメリットはありません。次の言葉が、主婦のインセンティブを物語っています。

 

「当たり前の作業でも大勢の人からの反応があると張り合いが出る」

 

この言葉から、

 

調理という作業が自己認証の種になっている

 

ことがわかります。料理SNSが、

 

何気ない作業をエンターテイメントにする仕組み

 

として機能しているとも言えるでしょう。

 

この主婦が使っているSNSは、miil(ミール)というサービス。ただ、miilは、もともと料理画像の投稿を目的として作られたわけではないそうです。運営企業の社長によると、

 

「当初は外食の写真を想定していたが、ふたを開けてみると家庭の料理が大半だった」

 

とのこと。この証言からわかるのは、

 

ユーザーは、飲食店で食べる料理ではなく、自宅で食べる料理を投稿している

 

ということです。

 

その理由は、先ほどの自己認証にあるかと思います。つまり、

 

飲食店で食べる料理=他人が作った料理

自宅で食べる料理=自分(または身内)で作った料理

 

なので、その料理画像が褒められた場合、

 

飲食店で食べる料理=うれしくない

自宅で食べる料理=(たとえ自分でなく身内が作ったとしても)うれしい

 

という感情を抱くわけです。うれしい方がよりインセンティブは高まります。これが、投稿動機になっているのです。

 

これらからわかるのは、外食と内食の違い。内食の方が、消費者の工夫のし甲斐がある分だけ、楽しみが大きくなります。(もちろん、その分手間が増えますが。)一方で、外食は、お店が調理した料理を食べるだけなので、内食よりも楽しみは小さくなります。(もちろん、手間は減るので楽チンです。)この楽しみの差を訴求すれば、内食に使われる食材や加工食品がもっと売れるようになるのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

内食は手間がかかるが、自分で調理する分アレンジする領域が大きいという強みがある。

これは、外食にないもの。

料理SNSに家庭料理を投稿する人が多いことは、この強みを物語っている。

 

☆What to EAT Yesterday☆

昨晩は、ししゃもを食べました。

日本酒に合う料理ですが、お酒なしで。

 

 

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☆    今日のこぼれ話☆

本日は、これから甲子園に。

雨が心配です。

そして、もう一つ心配なものが…(それは言えませんが)

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→☓

◎毎日仕事以外の人に話し掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→☓

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓