セブンプレミアムいろいろBy CookieM

 

※  「アメリカ経済事情」に関しては、サイト「ウォール・ストリート・ジャーナルから見た起業のヒント」にて更新しております。今後、ryotarotakao.comでは、メルマガには掲載しない内容を執筆する予定です。

 

はてなブックマークは毎日チェックしているのですが、社会・経済ジャンルについては、本当に勉強になります。今回は、このような記事を見つけました。

 

つーかカルビーのポテチ売れねえ

 

こちらのブログ記事の元になったのは、日経ビジネスオンラインの記事。それは、次の通り。

 

「カルビー ポテトチップス」のないコンビニ

 

詳細は日経ビジネスオンラインを読んでもらいたいのですが、簡単に言うと、PB商品が増えた一方でNB商品が減り、これが本当に消費者利益になっているのか、という内容です。事の発端は、セブンイレブンにカルビーポテトチップスうす塩味がなかったという事実ですが、このロングセラー商品がセブンイレブンに無いとは、本当に驚きです。(恐らく一部の店舗だけとは思いますが。)カットになった店舗で、ポテトチップスうす塩味の売れ行きが良くなかったのでしょう。狭い店舗に売れ行きの悪い商品を置くことは、販売機会の損失につながります。よって、うす塩味をカットし、代わりにセブンプレミアムのポテトチップスの売リ場を広げたんだと思います。

 

コンビニがPB商品を販売するのは、集客のためです。特に、これまでコンビニを利用しなかった層(特に女性・高齢者)に、コンビニを使ってもらうために、スーパーと同じ低価格のPBを販売しているのです。もちろん、PB商品は、NB商品よりも値入率(利益率)が高いことも、コンビニが販売する動機になっています。

 

ただ、今回の「ポテトチップスうす塩味事件」から、変なことを考えてしまいました。それは、

 

コンビニでのPB商品販売を通じて、NB商品からPB商品への転換を図っているのでないか?

 

ということです。今回の事件により、本来カルビーポテトチップスうす塩味を食べたかった消費者が、セブンプレミアムのポテトチップスを購入することで、セブンプレミアムの美味しさを実感するかもしれません。その結果、カルビー商品よりもセブンプレミアムの方が割安なことも手伝い、カルビーユーザーがセブンプレミアムに転向する可能性が高まります。

 

これは、単にセブンイレブンの利益率の改善という効果に留まりません。この転向により、他の商品に関しても、NB商品からセブンプレミアムに転向する可能性が生じるからです。これは、セブンイレブンのPB売上の増加だけでなく、イトーヨカドー・西武百貨店・そごうでのPB売上の増加にもつながります。

 

人口減少が避けられない以上、国内の食品販売量は減少を余儀なくされます。食品小売業にとって、これは売上減少を意味します。そこで、売上が減少する中で利益を増やす方法として、PB商品の販売強化が各チェーンで取られています。セブンアンドアイが、セブンイレブンでのNB商品外し・PB商品販売強化によって、NBユーザーをPBユーザーに転換させようしていても、不思議ではありません。

☆今日のまとめ☆

セブンイレブンでカルビーポテトチップスうす塩味がカットになり、セブンプレミアムのポテトチップスの売場が増えたのは、NBユーザーをPBユーザーに転換させることが目的ではないか。

これは、PB販売強化により、利益獲得を目指す小売チェーンの目標に合致する。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

今回の記事は、本当の思いつきです。

セブンイレブンさんに、確認したことではありません。(聞いても、教えてくれないと思いますが。)

最強のコンビニ・セブンイレブンには、モノを売り儲ける秘訣が詰まっていることを、実感します。

 

☆昨日の目標→その結果☆

投稿スケジュールに変動があるため、別の機会に公表します。

 

☆アニキ金本知憲の言葉☆

「プロとして報酬を受け取っている以上、二四時間、三六五日、プロとしての意識をしっかり持ち続け、仕事はきっちりしたい。」(『覚悟のすすめ』より)