Alexandria Times

 

お盆休み中に梅田の阪神百貨店に行ったところ、「阪神 夏の古書の市」をやっていました。中古・廃盤レコードと同時開催(こちらの方がメイン)しており、レコードの方がかなりの数を集客していたためかもしれませんが、古書の方が結構混み合っていました。隣で、ギフト解体セールをしていたことも影響しているかもしれませんが、古書・レコードの客層とは少し違っていたので、解体セールは古書ブースの集客にそれほど効果はなかったかと思います。

 

古書と言っても、単なる中古本ではありません。どちらかというと、アンティークの部類に入る美術書や戦前の書籍など。その中でふと足を止めてしまったのは、戦前の新聞ばかりを集めた棚。ちょうど、終戦記念日の翌日というのもあって、思わず戦前の朝日新聞・毎日新聞を読み込んでしまいました。

 

政府による大本営発表記事が中心ですが、戦意を煽る記事ばかり。映画「少年H」の主人公の少年が言うように、まさに偏った記事がでかでかと一面を飾っているのですが、歴史の資料で見たことはあるものの、現物の新聞を見るのは初めてなので、結構新鮮であり、好奇心いっぱいで見てしまいました。

 

戦前の、今から考えれば特殊な新聞というのもありますが、もしこれが10年前の新聞だったとしても、ついつい読み込んでしまうのではないでしょうか。ニュースといえば、速報性がその価値を左右するものであり、インターネットの普及で速報性は大きく高まりました。だから、今日の新聞が仮に落ちていても、見向きもしない人がいても不思議ではありません。しかし、もしこの新聞が一年前のものだったら、拾った人はラッキーと思って興味津々と読み込むかもしれません。カフェ経営などで、来店客用に新聞を置くなら、今日のものより過去のものを置く方が、カフェの差別化につながるかもしれません。もちろん、客層にも依りますが。

 

中古レコード・古書市の意外な賑わいを見て、過去のコンテンツにこそ価値があるのかもしれないと感じました。

 

☆今日のまとめ☆

速報性が重視される新聞は、ネット普及により、過去のコンテンツにこそより高い価値があるのかもしれない。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

お盆ということもあり、百貨店は阪急を除き全体的に静かでした。