【連載その3】4分で売り切れたプレミアム付き宿泊券を無視するな!
最後に、その販売方法について。記事によると、コンビニの情報端末を通じて売り切れたようですが、当初ネット決済・コンビニ発券と想像していました。しかし、鳥取県の特設サイトを見ると、決済までコンビニで行うようです。つまり、プレミアム付き宿泊券は、コンビニで販売していたということになります。
なぜ、より利便性の高いネット販売にしなかったのか?スマホがこれだけ普及していれば、ネット販売でも支障がないはず。あくまで推測ですが、国内旅行ニーズの高いシニア層にとって、まだまだネット通販というのは敷居が高いからではないでしょうか。ネット通販を利用するには、クレジットカードの番号を入力するか銀行振込、または代金引換をしなければなりません。シニア層の中では、まだまだクレジットカード所有者が少ないのかもしれません。もしくは、クレジットカードを持っていても、借金という認識が強いために使うのに躊躇するのかもしれません。銀行振込は、その手間が大きなネック。代金引換こそ、一番手っ取り早く、コンビニ発券をする今回の場合は、コンビニ支払に他なりません。
今回の事例からわかるのは、シニア層に通販をする場合、クレジットカード決済や銀行振込ではそっぽを向かれる恐れがあり、代金引換という選択肢は必須ということです。
逆に、コンビニの店頭端末を通じて販売してバカ売れしたということは、シニア層にとってコンビニの店頭端末の操作はさほど苦痛ではないのかもしれません。さらに言えば、コンビニ利用はありふれたことかもしれません。コンビニを通じたシニア層向け商品の販売が今後増えるても、不思議ではありません。
☆今日のまとめ☆
4分で完売した鳥取プレミアム付き宿泊券は、ネット通販ではなくコンビニ店頭端末を通じて販売された。
シニア層にとっては、ネット通販よりもコンビニ販売の方が受け入れられるのかもしれない。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
- 今日のこぼれ話☆
今日でこのシリーズは終わりにします。
一つの記事でまとめることも出来たのですが、今回は3回に分けました。
その理由?
ページ稼ぎです。(笑)