【385号】気まぐれなサイト訪問者を購入客にする方法
◎本日のニュース
1)見出し
Three Best Ways to Convert Online Prospects Into Clients
2)要約
サイトを訪問するユーザーは、気分がコロコロ変わる。
統計によると、オンラインショップで取引を開始した人の88%
取引を完了せずに途中で取りやめているという。
また、ネット上でモノやサービスを探している人は、
30分間で平均4つのサイトを見るので,他のサイトへ行く前に
早く訪問客に対応する必要がある。
サイト訪問者である見込み客を購入客に変える
最も有効な方法が3つある。
1)秒感覚の素早い対応をする。
待たされる時間が長くなるほど、興味を急速に失うからである。
素早い対応が購入に導く唯一の方法ではないが、
利用者に良い印象を与えることができるのは確かである。
2)あきらめずに何度もフォローをする。
利用者からの連絡が無くても、諦めてはならない。
二回目の電話をすることで、購入確率が87%上昇するという統計もある。
また、利用者が興味を示して1ヶ月以内に、
6回のフォロー電話をするのが良いとの意見もある。
3)見込み客を知ろうとする。
ソフトウェアを使えば、利用者のネット上の行動を
記録することができる。この記録を分析すれば、
サイトをより使いやすいサイトに改善できる。
3)キーとなる英文
Whether you offer a product or service,
online customers can be fickle.
4)キーとなる英文の和訳
製品やサービスどちらを提供しているとしても、
ネット上のお客さんは気分が変わりやすいに違いない。
5)気になる単語・表現
can be C 助動詞 Cに違いない
fickle 形容詞 気まぐれの
6)今日のヒント
グルーポンなどのフラッシュマーケティングを
利用したサービスでは、クーポンの必要最低枚数・
発行期限を決めて販売している。必要最低枚数が売れなかったり、
発行期限を過ぎたりすれば、割引率の高いクーポンが発行されない。
この条件の多い差し迫った取引のために、利用者は早く購入を済ませて、
友人にも購入を薦めるようになる。今回取り上げられた、
ネット利用者の気まぐれな気持ちを逆に利用したサービスと言えるだろう。
フラッシュマーケティングでは、興味を持った利用者にいかに
早く決済を済ませてもらうかを仕組みとして取り入れているが、
興味を持った利用者をいかに集めるかも大変重要である。
それは、興味を持った利用者を見込み客として集めて、
自社製品の良さを伝えることにより、購入客に教育することができるからである。
ただし、見込み客を教育するためには、見込み客の連絡先(メールアドレスなど)が
必要になる。例えば、無料メルマガに登録してもらうことで、
メールアドレスを教えてもらうことも可能だろう。
この見込み客の連絡先を教えてもらう仕組みがサイトにあるかどうかが、
長い目で見たサイトの成否を決めることになるだろう。
もちろんその前提として、記事にある「素早い対応」や
「フォローし続ける」「サイト上の行動を分析する」は必要であるが、
分析以外はやるかどうかの次元の話であり、差別化は難しい。
分析によってサイトをより使いやすく改善するとともに、
見込み客に情報を提供する方法をどのようにサイトに組み込むかが、
ビジネスとしてサイトを差別化してくれるだろう。
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《今回のヒントのまとめ》
▼ネット上の利用者の気持ちは移ろいやすい。
▼よって、「素早い対応をする」「何度もフォローする」
「利用者の行動を分析する」が必要になる。
▼さらに、購入に至らなくても興味を持った人を
見込み客として集めることができれば、
情報を提供することにより将来の購入客に育てることは可能だ。
よって、興味を持った人に情報を提供できる仕組みをサイトに
組み込むことが、重要になる。
▼素早い対応やフォローは誰でも行えばできるので、
差別化にはなりにくい。分析と見込み客フォローの仕組みが、
ビジネスとして差別化してくれる。
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6)おすすめ商品・サービス
◎インフォ麺ション⇒昨日訪問者は21名。↑
麺の口コミ・情報サイトです。
最新の掲載商品は、
麺ダイニング セロリの花(株式会社松屋フーズ) ピリ辛ネギチャーシュー冷麺
です。
インフォ麺ション
⇒ http://blog.livedoor.jp/informention
※新規事業を始めるにあたり、このサイトをどのように
行うか近いうちに決めなければなりません。
編集後記
こんにちは、高尾です。
日曜日にとあるお店に携帯電話を忘れてきました。
たまたま、友人が気づいてくれたおかげで、
取り戻すことができ、大変幸運でした。
もし、見ず知らずの人が拾ったならば、
どうなっていたのか。
個人情報満載の携帯電話をどのように守るかについて、
携帯電話を持つ時に考える必要があることでしょう。
中高生から携帯電話を持つ子供が多いですが、
このセキュリティについては教育されているのでしょうか?
大きな問題と同時に、ビジネスの匂いもします。
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