ホテルオークラとオリエンタルホテルが業務提携して経費削減?

今日は、久しぶりに新神戸駅まで行きました。

バスで行ったのですが、その最中に見たのが、
◎ホテルが運営する送迎バス。

どこの主要駅にもある送迎バスなのですが、バスには、
◎「ホテルオークラ」と「オリエンタルホテル」のロゴが並んでいる
んです。

ホテルオークラ神戸と神戸メリケンパークオリエンタルホテルと言えば、建っている場所が大変近く、どちらかと言えば商売敵のはず。

だから、よくよく見ると大変不思議なバスなのです。

しかし、さらにじっくり考えてみると、この送迎バスの提携の理由が見えてきます。

本当の理由は知りませんが、きっと、
◎送迎する人数が減少している一方で、無くては顧客に不便になるので送迎サービスを止められないから。
◎できるだけ経費削減をしたいから。
ではないでしょうか。

この業務提携が成立するまでには、両社内部で大きな反発があったことでしょう。

「なぜ、敵対するホテルの利益になることをしなければならいのか?」
「敵対するホテルに行く消費者と自社の顧客をなぜ同じ扱いにしなければならないのか?」(バスの運転手の言い分)

しかし、現実を見れば、神戸に来る観光客は減少している。

さらに、もっと大きな視点で見ると、日本の人口も減少している。

だから、今後大幅にお客様を増やすことは大変難しいので、経費削減のためにも近隣の同業と提携するのは大きなメリットがある。

もちろん、海外からの観光客を神戸に来てもらうことによって、自社のお客様を増やすことは可能。

そのためにも、近くにある同業だからといって敵対するのではなく、協力してもっと神戸の魅力を高める方が得策。

このような思考の結果、ホテルオークラ神戸と神戸メリケンパークオリエンタルホテルの送迎バスの提携が成立したのだと思います。

このような同業での業務提携は、液晶テレビ(パネルの合弁生産など)やビール(共同運送)の大企業ではすでに行われている。

今後、この流れが中小企業にも起こるのではないでしょうか。

もう、高度成長期やバブル期のように国内経済が成長する時代ではありません。

だから、作れば売れる時代は終わった。

これからは、できるだけ経費を削減して、より消費者が求めるであろう商品の開発や販売方法で知恵を出す時代。

同業と提携することによって、経費も削減でき、さらに環境保全にもつながるのではないでしょうか。

オーナー社長が多い中小企業では、感情的な問題で、なかなか同業他社との業務提携に二の足を踏む企業が多いですが、この決断ができるかどうかで今後飛躍できるかどうかが決まってくると思ってなりません。

☆今日のまとめ☆
同業他社と業務提携することで、経費削減を行う事も可能。
右肩上がりの時代が終わった今は、商品開発や販売方法で知恵を出さなければならない。
ならば、経費を削減できる業務提携をできるかどうかが、その企業の成長を決定づける。

☆2/6の目標☆
1 プライベートブログの更新 ◯
2 午前6時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明日の希望を書く。◯
7 FP2級の勉強をする ◯
8 読書(書籍・雑誌)をする ×
9 毎朝、ツイッターでつぶやく ×

(今日のこぼれ話)
今日は、神戸の布引の滝に行きました。
少し寒かったのですが、大変清々しかった。
マイナスイオンをたくさん頂きました。
明日から、さらに頑張りたいです。

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☆今日の言葉☆

ヒトの反応は自分の鏡。
そのヒトに自分が接しているように返してくれるんだ。


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