今日のカンブリア宮殿より。

手芸専門店のユザワヤが取り上げられていました。

「モノがあふれる時代に、自分で手芸をする人がいるのか?」と思いきや、大変繁盛している模様。

それどこか、客層が同じの大手百貨店からは出店依頼が殺到しているようです。

そして、村上龍がいるスタジオには、「デコクロ」をする視聴者が集まっていました。

「デコクロ」とは、
◎ユニクロの服を自分でデコレーションする(模様を付ける)こと
という。

デコクロをする人が増えているとは日経MJ等で知っていましたが、単に市販の模様を引っ付けるだけでなく、その模様まで自分で作るほど凝った服にカスタマイズしているとは驚き。

そこで、思ったのは、
◎経済が成熟すると、その進化形として自給自足になるのかもしれない。
ということ。

経済はもともと自給自足でした。

魚を食べたければ、自分で釣りをしなければならなかった。

ウールのセーターを着たければ、羊毛から作らなければならなかった。

しかしながら、自分が欲しい物を自分の手で作るということは、大変面倒でありコストが高い。

だから、仕事を専業化することでコストを下げ、自分が作った物と欲しい物を交換することが始まった。

そして、その交換が貨幣を介して行われるようになった。

しかし、人間は豊かになると、人と同じものではなく、自分独自のモノが欲しくなる。

一方で、マスに受けるものをできるだけ低コストで作ることが主流になると、なかなか自分の欲しいモノ・人と違うモノが見つからない。

その結果、ユザワヤなどで材料を仕入れて、自分で作るようになる。

皮肉にも、自給自足に逆戻り。

自分独自のモノが欲しいという消費者ニーズは、成熟経済では強まることはあるものの、弱くなることはない。

だとすれば、今後、
◎ベーシックなモノを安く買って、自分でカスタマイズする。
という消費スタイルが根付く可能性は高くなるはず。

基本的なモノの値段はまだまだ下がる余地がありそうです。

でも、このデフレ状況を嘆くだけでは勿体ない。

消費者ニーズがあるのだから、カスタマイズというサービスを付与してモノを売ることができるはず。

メーカーも、今後サービス化を余儀なくされそうです。

☆今日のまとめ☆
自分独自のモノが欲しいという欲求は、カスタマイズという形に消費は昇華している。
ただ、このカスタマイズをサービスとしてモノに付与することも可能だ。

(今日のこぼれ話)
今週の日経ビジネスでは、ソフトバンク孫さんのインタビューが掲載されています。
すでに、成長する中国には投資済。
そして、300年企業を目指す。
志の高さは、お手本になります。

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☆今日の言葉☆

評価は過去ではなく、自分が作り上げていくもの。