気軽に使える高級レストランという差別化。

Bistro Cinq pasta menu


今日、京都のレストランでランチを食べました。そのレストランは、ミシュランで星一つを獲得したという実績のあるお店。ミシュラン取得前に予約したので、何とか予約できましたが、今ではなかなか予約の取れないお店のようです。予約の時間が開店すぐだったので、少し早めにお店に向かうと、すでに中年女性が5・6名ほど待っていたほど。開店と同時に、ほとんどすべての席が埋まってしまいました。


まさに高級レストランなのですが、カウンターもある少しくだけた(いい意味で)お店。さらに、フォークとナイフだけではなく、お箸まで用意された日本人にはありがたい気遣いまでされていました。


料理は本当に美味しかったのですが、ここで取り上げたいのは、私の席の隣に座っていた中年女性二人組。(カウンター席だったため)私の着ていた服がきっかけで、お話するようになったのですが、なんと熊本からの旅行者でした。さらに、このお店が相当気に入っているようで、一人の女性は半年に一度は訪れるほどの常連さんでした。わざわざ飛行機で伊丹まで飛び、列車で京都まで来られているので、簡単にお店に来られるわけではありません。

「そこまでしてこのレストランで食事をしたい理由は何だろうか?」

熊本には無くても福岡まで足を運べば、全く同じではないものの似たような料理を出すフレンチレストランはあるように思えます。にもかかわらず、時間とお金を使って、このレストランに通う理由はきっとあるはずです。そこで思い付いたのが、さきほどのお箸とカウンター。そして、カウンターでは厨房の料理人がお料理を出してくれ、質問にも気さくに答えてくれます。また、カウンターの向こうにはシェフの姿があり、シェフとの距離がとても短く感じるのです。このように、このお店は、気軽さという大きな特徴を持っており、この気軽さゆえに熊本という遠方からでも来ようという気になるのでしょう。


考えてみれば、高級レストランは、その敷居の高さが嫌だという人も多いようです。何本も並んだナイフとフォーク、どれから使えばいいのかわからない人もいることでしょう。そして、間違って使って、恥をかきたくないもの。高級レストランは、料理・サービスとも高級だからこそ、そう気軽に行けません。今日行った京都のレストランは、カウンターの設置、お箸の提供、シェフとの距離感など、他の高級レストランが持ち合わせていない気軽さという強みで、差別化をしていました。高価な商品を提供する業界では、気軽さが大きな差別化になるかもしれません。

※今日行った京都のレストラン よねむら(ほんとうにすばらしい料理とサービスありがとうございました。)

※「気軽さ」というのは、もちろんいい意味で使っています。


☆今日のまとめ☆

高級な商品を提供する業界では、気軽さが大きな強み・差別化になるかもしれない。


☆12/4の目標 ☆

1  プライベートブログの更新 ◯

2  午前6時起床 ☓

3  毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ☓

4   腕立て・腹筋を各30回 ◯

5  部屋・事務所などの掃除をする 〇

6  手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。〇

7  読書(書籍・雑誌)をする ◯

8  毎朝、ツイッターでつぶやく ×


☆今日のこぼれ話☆

よねむらの後は、霊山博物館に行きました。

幕末の志士が展示してあるのですが、特別展示はもちろん坂本龍馬。

龍馬のみならず、幕末の若者が大きな志を持って行動していたことに、感銘を受けました。

そして、今の日本を見ると、幕末ほどではないものの、大きな変化が起こりつつあります。

この変化に対して、私も何かアクションを起こさねば、と駆り立てられました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です