ワイン販売に必要なのは、ジャパネットたかたの高田社長。

Day 335 - Dining Out


今日は、二軒のワインショップを視察。昼間はお客さんがほとんどいないかと思い、夜に行ったのですが、残念ながらどちらのお店もワイン売り場にはお客さんを見つけることはできませんでした。


今回行ったお店は、郊外型のリカーショップ。無料駐車場が完備され、車で買いに行くタイプのお店です。通常、ビールやビール系飲料が安売りされているのですが、ワインも1000円以下の商品が多数販売されていました。


そこで、ワイン選びのきっかけになるPOPや商品ラベルの説明をいろいろ見て廻りました。気付いた点を列挙すると、

●     ワイン雑誌で選出されたことをPOPに書いた商品が多い。

●     パーカーなど、点数付けされた商品の点数を大きく表示。

●     有名なシャトーのセカンドワイン

●     老舗を誇るワイン

●     年間生産数量を誇るワイン

など。また、よくある表現として、

●     丁寧につくられた

●     華やかな果実の実り

●     繊細な味わい

●     力強くきれいな芳香

●     フルーティー

●     洗練

●     エレガント

●     本格派

●     バランスの良い

●     まろやか

●     フレッシュな酸味

●     なめらかな丸みのある

など。


飲んでみなければ、自分の口にあったワインなのか、自分が飲みたいワインなのかわからない。だから、これらの修飾詞を複数つけることにより、ワインを試飲しなくても特徴がわかるようにしているのだと思います。しかし、ワインの飲みなれた人なら、これらの説明である程度理解できるかもしれませんが、あまりワインを飲まない人、これからワインを飲み比べようとしている人にとっては、日本語を読めても、今ひとつピンと来ないのではないでしょうか。例えば、「エレガントな」味とはどんな味なのか、私にもわかりません。「安いワインしか売れない」という声が上がるのは、これらの説明を読んでもよく理解できないために、消費者が価格で選んだ結果ではないでしょうか。(もちろん、安旨ワインという言葉があるように、価格が比較的低くてもおいしいワインは存在します。私もそんなお宝ワインをよく探します。)表現をもっとわかりやすくか、基準となるワインを決めて、そのワインと比べてどうか、という説明をしたら、ワイン初心者でも理解できるのでは、と感じます。もしくは、販売しているワインをマトリックス図で比較できるようにしたら、消費者がより選びやすくなることでしょう。


例えるならば、家電販売において、単にスペックを説明するのではなく、その商品を使えばどんな楽しいことができるか、どんな便利な生活ができるかを説明するジャパネットたかたの高田社長のようなコミュニケーションが、ワイン販売に必要とされていると思います。消費者が感じるこの不満・不便さに、商売の種を感じます。


☆今日のまとめ☆

ワイン売り場で見られるワインの説明は、ワイン初心者には読めても理解しにくいものばかり。ジャパネットたかたのように、ワインをあまり知らない人でも理解できるような表現が求められている。


☆12/6の目標 ☆

1  プライベートブログの更新 ◯

2  午前6時起床 ☓

3  毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ☓

4   腕立て・腹筋を各30回 ◯

5  部屋・事務所などの掃除をする ☓

6  手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。〇

7  読書(書籍・雑誌)をする ◯

8  毎朝、ツイッターでつぶやく ×


☆今日のこぼれ話☆

今日行ったお店は、御影新星堂とSAKE市場グランマルシェ

どちらも、お酒だけではなく食材も販売していました。

こだわりの商品や輸入品も多いのが特徴です。

今日の視察で感じたことで、どうビジネスを組み立てるかが、今後の課題です。

シンプルに、シンプルに、そして、シンプルに。

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