宅配しないという通販へのニーズ

 

 

ネット通販でモノを買うことが多いのですが、その際に一番問題になるのが送料。購入金額が1万円未満の場合、送料が別途必要なサイトがほとんど。1万円も買わないことがほとんどなので、毎回のように悩みます。

 

楽天の特価セールのように、送料込みで価格の低い商品を買えばいいのですが、「この商品が欲しい」という積極的な消費をする対象は、セールの対象になりません。せいぜい、希望小売価格の数%引きという価格設定。ただ、送料を負担するとなると、お店のせっかくの値引きが、すべて送料に消えてなくなります。

 

このような事態がよく起こるのは、加工食品。加工食品の価格は、200円ほどからせいぜい1000円まで。送料を無料にしようとすると、最悪の場合50個も購入しなければなりません。好きなモノでも同じモノを50個も買うのは、気が引けます。ましてや、食べたことのない商品ならば、ハズレの可能性もあるので、50個買うのは大きな賭けになります。そんなリスクを負いたい人はいないでしょう。

 

かといって、1000円のものに500円の送料を掛けるのもバカバカしい。サイトを見てせっかく欲しいと思っても、これじゃ買う気が失せてしまいます。結局、近くのスーパーに売っているもので我慢しよう、という気になってしまいます。

 

もし、引き取りによって送料がかからないという選択肢があればどうでしょう。引き取り場所が、家やオフィスの近くならば、この選択肢を選ぶかもしれません。引き取りサービスを提供する店舗は、その手間がコストになりますが、逆に集客につながります。ついで買いにつながる商品を提供できれば、売上につなげることも可能です。

 

引き取りによって、宅配で発生するエネルギー消費を減らすことも可能です。個々の自宅まで届けるには、自動車(もしくはバイク)を走らせる必要があります。一方、引き取り場所が地区で決まっていれば、まとめてその場所に届ければOK。宅配時に必要なダンボールなどの梱包資材も節約できます。

 

この引き取りという配達方法は、コンビニによってすでに行われています。24時間営業の多いコンビニは、引き取りには最適の場所です。しかし、コンビニ引き取りが普及しているとは言えません。コンビニとの契約に掛かるコストが高いのでしょうか。

 

ネット通販は、検索や比較が容易にできることから、ついつい価格競争に陥ってしまいます。ただ、通販にかかる費用は、単に本体価格だけでなく、送料や時間(商品選択から決定までの手間)も含まれます。その中で、目に見えるコストであり、店舗で購入したらかからない送料は、できれば避けたいと思うもの。一方で、送料を無料にすれば、その負担は企業にのしかかり、長期的に見れば通販の継続にも影響します。ならば、送料を掛けない代わりに、消費者が引き取りに行くという手間を受け入れればいいのではないでしょうか。

 

通販人気の原因として、商品を自宅まで届けてくれる利便性があります。これは事実ですが、一方で少々手間がかかっても送料を負担したくない消費者もいるように思えます。通販市場がさらに拡大するには、送料が掛からない仕組みの開発が必要だと思います。

 

☆今日のまとめ☆

通販で購入することを諦める理由として、送料の存在がある。

特に、低価格品の場合、送料のハードルは大きくなる。

近くの店舗で引き取る代わりに送料負担がなくなるという選択肢があれば、購入に踏み切る消費者もいるのではないでしょうか。

宅配の利便性は確かに大きいが、少々手間をかけても送料を負担したくない消費者もいるように思う。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

今日も自転車と電車・徒歩で移動したのですが、異常なほどの汗が出ました。

もう、シャツがびっしょり。

この暑さ、いつまで続くのでしょうか。

台風の後、少し涼しくなりましたよねぇ?

これで猛暑も終わりかと思ったのですが、まやかしだったようです。

この暑さで東北の電力はかなり逼迫している様子。

関電はどうなんでしょう。

停電だけは絶対避けなくては。

それでは。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

 

 

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