キューピーの折込チラシ、本日配布された理由とその効果とは?

サラダとワインBy adactio

 

今日の日経朝刊の折込チラシに、キューピーのチラシがありました。掲載されているのは、ドレッシング。オモテ面は商品の特徴が記載されてあり、裏には商品を使ったサラダのレシピが紹介されてありました。今日も複数のチラシが折り込まれていたのですが、紙質が比較的上質で写真が綺麗なチラシだったので、かなり目立ったのではないでしょうか。

 

キューピーのチラシは、ほとんど折り込まれません。年間で4・5回ぐらいでしょうか。どうせ折り込むならば、効果が高くなりそうな土日に入れてもいいもの。なのに、実際に折り込まれたのは木曜日です。その理由を考えていたところ、別のチラシを見てはたと気づきました。その理由とは、

 

今日は、ボジョレーヌーボーの解禁日のため、サラダが食べられる可能性が高いから。

 

ではないでしょうか。ボジョレーヌーボーを買いに(予約をしていれば引取りに)、スーパーや酒屋に行く人は多いと思います。その際、食料品売場に行って、ワインに合う料理に必要な食材を買うことでしょう。ただ、これが意外に面倒なのです。普段からワインを飲む人ならともかく、今日はどちらかというと普段ワインを飲まない人が飲む日。普段ワインを飲まない人にとって、ワインに合う料理はパスタ・ピザ以外になかなか思いつきません。そんな時に、レシピ付きのキューピーのチラシはとてもありがたいもの。さらに、綺麗な写真がサラダを美味しく見せてくれます。(実際に美味しいと思いますが)その結果、チラシのサラダを夜に作ることでしょう。そして、キューピーのドレッシングが一本売れることになります。

 

このチラシがドレッシングの販売を導いた要因は、

  1. 配布する日がドレッシングを利用する確率の高い日であり、特別な日(ボジョレーヌーボー解禁日)だったから。
  2. チラシの見た目が目立ち、見てもらえたから。
  3. チラシの内容が、消費者の悩みを解決したから。

でしょう。チラシを配布するタイミング・見た目・内容、すべてが揃っているからこそ、チラシが販売を生み出すのです。

 

☆今日のまとめ☆

本日の朝刊折込チラシに、キューピードレッシングのチラシが折り込まれていた。

その理由は、ボジョレーヌーボー解禁日のため、サラダを食べる確率が高い日だからである。

サラダを食べるということは、ドレッシングを使うことであり、ドレッシングを購入する確率も高いことになる。

さらに、チラシの見た目によりチラシを手に取り、内容によりワインに合う料理を調べるという悩みを解決することにより、ドレッシングが売れる確率は高くなる。

配布するタイミング・見た目・内容、すべてが揃っていることが、チラシが売りにつながる要因である。

 

アメリカのビジネス最新事情メルマガ
今飲んでいるワインのこと知っていますか?
Twitterやっています
FaceBookは現在研究中

 

☆ 今日のこぼれ話☆

ボジョレーヌーボーの解禁はイベントとしては面白いのですが、個人的にはヌーボーよりも熟成したワインの方が好きです。
ただ、ボジョレーヌーボーはとても飲みやすいので、ワインを飲んだことのない人をワインの世界に導く役割があるのかもしれません。
それなら、ボジョレーヌーボーは、ワイン業界にとって戦略的な商品ということになります。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です