メール小町

 

先日、インテックス大阪で行われた中小企業総合展2012 in Kansaiに行きました。独立行政法人の中小企業基盤整備機構(略して中小機構)が主催だけあって、日本だけでなく海外からの出展企業もありました。二つのゾーンを使ったとても規模の大きな展示会でした。

 

西川りゅうじんさんの講演会が主目的だったので、急ぎ足で各ブースを見たのですが、その中で興味を引いたのが、

 

メール小町

 

というサービス。京都の株式会社双研という会社が提供しているネットサービスです。

 

このサービス、簡単に言えば、

 

電子メールの置き手紙

 

のようなもの。その仕組みを、通常のITシステムと比較すれば、以下のようになります。

 

◯メール小町:サーバーのデータ更新とデータ受信をメールの送受信を使って行う

◯通常のITサービス:サーバーのデータ更新、データ受信を専用のソフトウェア(ブラウザやFTPソフトなど)を使って行う

 

メールが使える環境にあれば、データ更新・データ受信が行えるので、とてもシンプルな仕組みです。

 

利用シーンとして、

 

警報が発令された際に学校が休校かどうか知りたい時

 

があります。その際、

 

学校側→休校または登校の情報をメールでサーバーに送信する

父兄側→特定のメールアドレスに、「警報」というキーワードを本文に入れてメールを送信すると、自動的に学校側から休校なのか登校なのか関すメールが送られる

 

というように、学校側は、情報を知りたい父兄に情報を発信することができます。

 

メーリングリストでも同じような情報発信は可能ですが、メーリングリストの場合、

 

◯メールアドレスを登録する必要がある

◯不要な人にも情報が自動的に発信される

 

というデメリットがあります。一方、メール小町の場合は、

 

◯メールアドレスの登録不要(特定のアドレスのみ受付付けたい場合は登録可能)

◯特定のアドレスにメールを送信した人だけに情報が発信される

 

になり、メーリングリストのデメリットが克服されます。定期的に送られてくるメーリングリストの場合、重要なメールがスルーされる可能性が高くなりますが、メール小町の場合は、この問題も起こりません。

 

私がメール小町に注目した理由は、以下の通りです。

 

  1. ほとんどの携帯電話(スマートフォンを含む)に標準のメール機能を活用しているから。
  2. 通信料はほとんどかからないから。
  3. 利用方法がシンプルだから。
  4. 承諾を得られれば、メールアドレスをリスト化することで定期的な情報発信が可能になるから。

 

1について、携帯電話がここまで普及したということは、ほとんどの人がメール機能を持つということにもなります。そのメール機能を活用することで、使い方さえわかれば、誰でも使えることにあります。インストールが必要なスマートフォンアプリなどの特定のソフトとは、大きく異なる点です。

 

2に関しては、携帯電話でウェブを見るには、少なからずお金がかかります。これを嫌がり、携帯でできるだけウェブを見ない人もいます。(私もその一人)いくら、携帯電話からウェブにアクセスしてもらおうと、検索ワードやQRコードをチラシに印刷しても、このような層にサイトを見てもらえなくなります。一方、メール小町ではメール送信するだけなので、わずかな金額で済みます。メール無料プランに入っていれば、お金はかかりません。データ通信料金を従量制にする携帯キャリアの動きも、メール利用には追い風になります。

 

3は、特に説明は必要ないかと思います。ブラウザを開けて、検索して、クリックする必要はなく、ただ特定のアドレスにキーワードを入れて送信すれば、後は待つだけです。デジタル機器に疎い高齢者でも、さほど難しくないかと思います。

 

4は、利用者の承諾が必要になりますが、このサービスの利用を促すことで、携帯のメールアドレスを集めることが可能になります。これは、見込み客の集客にあたります。これをリスト化すれば、定期的に情報を発信することが可能になります。

 

スマートフォンがこれからどんどん普及するかと思いますが、スマートフォンを使ったサービスの場合、アプリ利用がその前提になります。その際、

 

◯アプリをダウンロードする

◯通信料を負担しなければならない

 

というハードルが生まれます。一方、メールの場合は、

 

◯携帯電話に標準装備されているので、ダウンロード不要

◯負担する通信料はごくわずか(無料の人もいる)

 

になるので、ハードルがありません。この

 

誰でも簡単に使えるメール

 

という機能は、今後注目されるように思えます。

 

☆  今日のまとめ☆

メール小町の優れた点は、携帯電話に標準のメール機能を活用しており、通信料がほとんど掛からない点である。

また、単にメール送信するだけで使えるシンプルさも見逃せない。

さらに、サービス提供側は、利用者の承諾さえ得られれば、アドレスをリスト化して、定期的な情報発信が可能になる。

誰でも簡単に使えるメール機能は、今後注目されるのではないか。

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☆  今日のこぼれ話☆

インテックス大阪は、梅田からもアクセス悪いですね。

一方で行ければ、もっと利用者が増えるのではないでしょうか。

隣にあるハイアットリージェンシー大阪も、何だか寂しそうでした。

 

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓