無印良品とマクドナルド、意外な共通点とは?
ここ5年ほど、考え事やメモを書いたりするのに、リングノートを使っていました。リングノートとは、紙が金属の輪っかで綴じてあるノート。たたみやすく、2つ折にするのも簡単なので、商談などでノートを使う人にはぴったりかと思います。
そのリングノート、普段は無印良品のを使っています。書きやすく、さらに値段も安い(なんと105円)。さらに、ファミリーマートに売っているので、無くなればいつでも補充できます。ただ、この前ファミリーマートで買った「整うノート」が意外に使いきれておらず、使いさしであったので、今回はこの「整うノート」をリングノートの代わりに使うことに。「整うノート」とは、罫線にドットが入っており、また一ページごとにテーマを書く欄があり、考えを整理するのに適している作りになっています。ただ、リングノートではなく、糊で綴じてあるタイプです。
リングノートでない分、コンパクトに使いにくくなりますが、実際に使ったところ、そんなに使いにくいわけではありません。「意外に使える」というのが、印象でしょうか。この「整うノート」、少し変わった作りなのですが、価格は税込100円。値段は安いのです。
次からこちらのノートに切り替えようかと思い、サイトで調べると、思わぬことがわかりました。それは、
価格がさらに低くなっている
ということ。詳しくは、
無印のノートの中でも、安い部類に入ります。
無印良品と言えば、ライフスタイルを売るお店。スローでナチュラルなライフスタイルに合う商品を取り扱っています。だから、どちらかと言えば、価格は高めなのです。少なくとも、ディスカウントと呼ばれるお店(100均のダイソーやユニクロ、ニトリなど)よりは、値段は高くなっています。
そんな価格ではなくライフスタイルを売る無印なんですが、ノートが税込56円。さらに、調べると、紐・ペンなどの消耗品で100円未満の商品がいくらかあるようです。
無印が一部の商品(特に消耗品)を100均顔負けの低価格で売る理由は、
集客を促すため
だからではないでしょうか。単価と来店頻度は一般的に反比例するので、比較的高単価のライフスタイルショップは、来店してもらうのに苦労します。だから、売場をコロコロ変えて、新鮮味を出すのでしょう。また、消耗品や食品など無くなりやすいもの・リピート購入しやすいものを販売するのも、来店策の一つ。無印は、さらにこの策を推し進めるために、消耗品を低価格で提供しているのだと思います。
このやり方、マクドナルドとそっくり。マクドナルドは、集客を促すために、
100円マック・120円マック
という低価格商品を提供しています。この商品で来店を促し、ビックマックを注文してもらうことで、利益を稼いでいるのです。同じように、無印良品は、ノート・ペン・紐などの低価格の消耗品を提供することで来店を促し、衣料品や家具を販売することで、利益を稼いでいるのです。
ライフスタイルを売る無印良品とファストフードのマクドナルド。一見全く異なる業種・業態ですが、その販売手法は似ているようです。
☆今日のまとめ☆
無印良品は、消耗品を低価格で販売することで集客を促し、衣料品や家具を販売することで利益を稼ぐ。
この販売手法は、100円マックで集客し、ビックマックで利益を稼ぐマクドナルドに大変似ている。
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☆今日のこぼれ話☆
神戸BALの無印では、メガネも扱っています。
ただ、メガネ売場にお客さんは1人もいませんでした。(週末なのに)
売れ行き不振の理由は、価格なのか、それとも品揃えなのか。
他のメガネショップも覗いてみましたが、お店によって集客数に大きな違いがあるように思えました。
☆昨日の目標→その結果☆
◎朝6時に起きる→☓
◎毎日情報を発信する→◯
◎毎日仕事以外の人に話掛ける→☓
◎腕立て・腹筋30回→◯
◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→☓
◎部屋や家の掃除をする→◯
◎営業日誌を付ける→☓