ロンドンのピザハットby courtesy of Kake

 

ピザハットで、バイトによるおバカ画像が拡散され、本部は陳謝を余儀なくされたようです。

 

日本ケンタッキー・フライド・チキンは19日、運営する宅配ピザチェーン店「ピザハット高井戸店」(東京・杉並)に勤務していたアルバイトの男子大学生が、廃棄するピザの生地を店舗内で顔に張り付ける不適切な行為をしていたと発表し、陳謝した。(2013年8月20日付 日経新聞朝刊)

 

このような事故は、ピザハットが最初ではなく、ファミリーマートなどのコンビニから始まったもの。連鎖的に、ツイッター上で起きました。(今後も起こるかもしれませんが。)そこで、このような情けない事故が起こる要因について、考えてみました。

 

【コンビニ・ファストフード店でバイトによるおバカ画像拡散事故が頻発する要因】

[1]簡単に目立てるから

[2]アルバイトの質が低下したから

 

1は、特に説明はいらないでしょう。ネット上で目立つために、自分しかできないことを露出しているのです。注目を浴びた成功事例を真似て、かつそれ以上に目立つ画像を拡散することで、目立とうとしているのです。

 

2について、今になってこのようなバカなことをするバイトが増えたということは、以前よりもバイトの質が低下したことに他なりません。そして、バイトの質が低下したのは、

 

[3]若年層人口の減少

[4]店舗収益の悪化

 

によります。

 

3は、アルバイト時給が上昇するほど、若年層人口の減少がアルバイト募集難を招いています。それにより、以前なら不採用にしていた人を採用している店舗もあるでしょう。また、なかなか人が集まらないなら、以前ほど簡単に解雇もできません。出来が悪くても、オペレーションのためなら仕方なく雇わなくてならないのです。その結果、質の悪い若者がバイトの職に付くことができ、そのまま働き続けることになります。おバカな事故が起こっても、不思議ではありません。

 

4は、収益悪化により、人材教育を行う余裕がなくなり、その結果バイトの質が良くならないという理屈です。消費がさほど伸びないにも関わらず、店舗数だけが増えると、一店舗あたりの収益が悪化します。それでも利益をあげようと思えば、人件費や原材料コストを削るしかありません。人件費を削るにしても、オペレーション上必要な人員は必ずいるわけで、ならば人材教育に掛かるコストが削られる可能性が高まるのです。その結果、ただでさえ以前よりも悪いアルバイトの質が改善しないことになります。そして、以前なら考えられなかった事故が起こるのです。

 

このような考えに至ったのは、私の友人が、8月に大阪のレストランを予約するために電話をした時に、信じられない応対を受けたからです。その応対とは、

 

私「○○日の○○時に予約をしたいのですが。」

店員「その日は予約で一杯ですよ。」

 

というもの。礼儀正しさが微塵もない応対だった、その友人は憤慨していました。このお店は、決して居酒屋やファストフード店ではなく、ちゃんとしたディナーレストランです。この応対に唖然とした彼女は、別の日時に予約を行うこともせず、そのまま電話を切ったといいます。応対した店員がバイトだとしても、予約電話を受ける人はそれなりの教育を受けるもの。にも関わらず、このような応対しかできなかったということは、それだけアルバイト(または社員)の質が低下していることに他なりません。

 

少子化・店舗ビジネスの競争激化が、おバカ店員の増加を招いている可能性は高いのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

コンビニ・ファストフード店でバイトによるおバカ画像拡散事故が頻発するのは、少子化・店舗ビジネスの競争激化が原因ではないか?

以前なら不採用になっていた質の悪い人が採用され、収益悪化のため人材教育コストが削減されていれば、質の悪いバイトが増えても不思議ではない。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

一連のおバカ事故には、ほんと憤慨しています。

だって、ブランド力が急落する事故だからです。

閉店を余儀なくされた店舗もあるほどですよ。

やらかしたバイトが損害賠償請求を受けても、全く不思議ではないですね。