おバカバイトを生み出さない仕組みはできないものか?

忙しそうなレストランの厨房by courtesy of SMcGarnigle

 

前回に続いて、コンビニ・ファストフード店のおバカバイトについて、書きたいと思います。このような質の悪いバイトを生み出さなければ、このような事故は起きません。しかし、

 

若年層の減少

店舗ビジネスの競争激化

 

という外部環境を変えることは、なかなか難しいもの。ならば、質の悪いバイトが、このようなバカなことをしないような仕組みがあればいいということになります。

 

そこで提案したいのが、

 

バイトでの職歴を将来の就職・転職に活用できるデータサービス

 

という仕組みです。この仕組みは、次のような特徴を持ちます。

 

【バイトでの職歴を記録・参照できるサービス】

[1]直属の上司または店長は、アルバイトの経験・身につけたスキルをデータベースに記録する

[2]就職先・転職先の採用担当者は、そのデータベースを参照できる

 

簡単に言うと、

 

バイトでの経験をオフィシャルの職歴として記録し、経験・スキルを証明できるものとして活用する

 

というものです。例えば、マクドナルドでキッチン担当のアルバイトなら、

 

通算○○時間ですべての商品を作れるようになった=理解力

アイドルタイムは1人でキッチンオペレーションを行える=事務処理能力

欠勤なしの皆勤=真面目さ

 

など。逆に、無断欠勤など、被雇用者としてあるまじき行為を行えば、その行為も記録として残るわけです。このような職歴が、就職活動で精査されるようになれば、真面目にアルバイトを行おうとするのではないでしょうか。少なくとも、一連のおバカ画像の拡散のような行為のストッパーになることが期待できます。

 

もちろん、店舗側が、アルバイトの将来の就職・転職のために、このような面倒な記録を行わないかもしれません。しかし、記録を行う職場として公表すれば、アルバイト経験を単なるお小遣い稼ぎではなく、将来のステップアップに使いたい学生やフリーターを募集しやすくなるのです。雇用者・(真面目な)非雇用者にとっても、大変ありがたいサービスなのです。

 

 

☆今日のまとめ☆

アルバイト経験やそれにより身につけたスキルを記録・参照できるサービスがあれば、バイトがバカなことをすることのマイナスのインセンティブになるのではないか。

また、そのサービスを使うことで、将来の就職・転職につながる職場といういことで、雇用者は人材募集が容易になるメリットもある。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

先日、ついにドライプレミアムを飲みました。

プレモルのように、独特の味わいです。

プレモル好きにはたまらないでしょうね。

家庭用商品として発売して欲しいです。

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