レトルトカレーby courtesy of Timothy Takemoto

 

前回は、丸亀製麺の冷凍うどんについて取り上げました。飲食ブランドが加工食品を発売できるのは、

 

知名度が高いから

ブランドイメージが高いから

 

です。しかし世の中には、知名度・ブランドイメージもさほど高く無いにもかかわらず、加工食品を販売している飲食店があります。その加工食品とは、レトルトカレーです。

 

「新宿中村屋」や「CoCo壱番屋」ならば、知名度・ブランドイメージとも丸亀製麺に劣らず高いですが、実際には、地元では有名でも全国区ではさほど有名でないお店の名前が冠したレトルトカレーが、意外に多いものです。では、なぜ知名度・ブランドイメージがさほど高くない飲食店ブランドのレトルトカレーが発売されるのでしょうか?

 

それは、

 

品揃えを豊富にさせるため

価格を高くできるため

 

ではないでしょうか。これは販売店が、有名店ブランドのレトルトカレーを売る理由です。販売者(卸や企画会社など)が企画・販売するのは、

 

販売店が求めている商品だから、売場を確保しやすいから

 

に他なりません。いろんな種類の中から選べることも、レトルトカレーを買う一つの楽しみです。(選ぶのが面倒と感じる人も一部いるでしょうが)よって、3種類しかないスーパーよりも、30種類もあるスーパーの方が、消費者には支持されるでしょう。レトルトカレー売場は、品揃えを豊富にする必要があるので、有名店ブランドの商品はとてもありがたいのです。しかも、有名店の名前が付いている分だけ、価格が高くても消費者には受け入れられやすくなります。単価の高い商品を売ることで、客単価を引き上がることができます。

 

このように、有名店ブランドのレトルトカレーは、消費者・販売店両者にとってメリットがあるのですが、有名店のメリットというと広告効果ぐらいでしょうか。せっかく、地元を離れて全国で宣伝してくれる商品だけに、もっと活用してもいいのではないでしょうか。

 

例えば、レトルトカレーから店舗へ集客できるかもしれません。パッケージにクーポンを付ければ、購入者の背中を押せるのではないでしょうか。遠方ならば、交通機関や旅行代理店を絡ませるのもいいかもしれません。要は、単に棚に並んで終わりでは、勿体ないと思うのです。何か面白いことができそうな気がします。

 

☆今日のまとめ☆

知名度・ブランドイメージがさほど高くなくても、レトルトカレーでは飲食店ブランドの商品が存在している。

それは、有名店ブランドのレトルトカレーが販売されていることが、消費者・販売店にとってメリットがあるからである。

有名店も自社ブランドのレトルトカレーを、集客などに活用できないか。

 

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☆    今日のこぼれ話☆

スーパーの値引き合戦は加熱しているように、日々感じるのですが、レトルトカレーは単価の高い商品が増えているように感じます。

スーパーにとっては、客単価引き上げの先兵なのかもしれないですね。