訪日外国人が訪日後に興味を深めた商品とは?

箱根の温泉by courtesy of Ken Lee

 

 

日経新聞に、訪日外国人に関するデータが掲載されていました。

 

7月から日本政府が東南アジア5カ国のビザを緩和し、訪日外国人観光客は急増している。観光庁は「訪日外国人消費動向調査(2013年7~9月期)」を実施。欧米、アジア14カ国・地域の約7300人に日本の空港、港で聞き取り調査し、商品分野ごとに旅行中の1人当たり平均支出額を算出した。(2013年12月17日付 日経新聞朝刊)

 

記事だけ見ると、カメラや時計・マンガアニメ関連商品が売れているように思えますが、これはあくまで単価の高さの順位に他なりません。ソースである観光庁の訪日外国人消費動向調査(PDF)によると、お土産品として購入確率の一番高いのは、菓子類です。その次が、その他食料品・飲料・酒・たばこと続きます。食品を買う外国人は多いのです。日持ちする商品を土産物として開発すると売れるかもしれません。特に、専門店のスイーツ。

 

この調査結果で一番興味を引いたのが、今回実施した活動と次回実施したい活動。今回実施した活動の第一位は、日本食を食べることで97.3%。さすが、世界遺産に認定されただけはあります。それだけ、海外で日本食ブームがすごいという証でもありますね。まぁ、人間は普通1日3食食べなければならないと考えれば、当然と言えば当然です。そして、日本食への興味は、次回実施したいことでは42.9%にまで落ち込むことになります。

 

大抵の項目は、次回実施したいことの確率で落ち込むですが、大きく増加している項目があるのです。恐らく、訪日中に興味を深めたに違いません。それは、

 

温泉入浴

 

で、33%から45.6%に大きく増加しています。45.6%という数字、実は次回実施したい活動の第一位。訪日中に温泉に興味を持った人が、非常に多いことがわかります。逆に言えば、訪日前には温泉の気持ちよさ・効用が伝わっていないことでもあります。

 

外国人観光客のリピーターを増やすには、温泉を売り込めばいいのではないでしょうか。

 

☆今日のまとめ☆

訪日外国人が、訪日後に興味を一番深めたのは温泉入浴。

逆に、海外に日本の温泉に関する情報が少ないことでもある。

リピーターを増やすには、温泉を売り込めばいいのではないか。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

最近、タイピングのスピードがかなり落ちこみました。

キーボードのせいにしていたのですが、ノートパソコンでも同じなので、恐らく私の指力(?)が落ちたのでしょうか。

誤字脱字が多いかもしれません。

ご指摘していただければ、幸いです。

 

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