カタログの電子化で紙のカタログは無くなるか?
今、考えている事業アイデアに、
◎商品カタログを電子化する
とある。
このサービスを使うメリットは、
◎無駄に配っているカタログを無くすことによって、コストダウンが図れる。
◎カタログ使用枚数が減ることにより、co2を削減できる。
◎クラウド上で管理するデータを切り替えることにより、最新情報を常に提供できる。(紙のカタログの場合は、刷り直す必要あり。)
◎商品規格問い合せが少なくなり、本来行うべき業務に集中できる。
このサービスを企業が受け入れるかどうかの市場調査を今行っているのであるが、その反応はあまり芳しくない。
主な反応は、
◎カタログが電子化しても、商談後カタログを渡すものなので、カタログ枚数は減らない。
◎新商品等が出れば、紙のカタログを作ることに変りない
というもの。
この反応の背後には、
◎いくら、電子化しても紙のカタログは無くならない。
という考えが見えてくる。
ある程度予測はしてたが、やはり紙は無くならない。
紙の場合、カタログを広げると商品情報が目に飛び込んでくる。
一方、電子化した場合、カタログを見るには検索する必要がある。
検索するとは能動的な行為であって、一つハードルが増えることになる。
もちろん、このハードルのために、検索する人は紙のカタログを眺める人よりも商品情報を欲しがる意識は強いのだから、商品データにスペック以外の販促情報などを載せると、購入確率は高まるだろう。
しかしながら、この効用よりも単なるコストアップになるという意見が圧倒的に多い。(価格設定にもよる。)
紙のカタログは、商品を調べる時に時間がかかるし、場所も取る。
だから、この事業アイデアはニーズがありそうだが、カタログを電子化すると紙のメリットが無くなってしまう。
目に飛び込んでくるという表現通り、受動的に情報を入手できることが紙のメリット。
このメリットを上回る利便性をいかに提供するかが、今回の事業アイデアの肝になるだろう。
☆ 本日のま とめ☆
商品カタログを電子化すれば、コストダウン・CO2削減・業務の効率化につながる。
ただし、受動的に情報を入手できるという紙のメリットが損なわえることになる。
このメリットを上回る利便性を提供することが、この事業アイデアには必須のようだ。
☆6/12 の目標 ☆
1 プライベートブログの更新 ×
2 午前7時起床 ×
3 毎朝、鏡の前で笑顔の練習 ×
4 腕立て・腹筋を各30回 ◯
5 部屋・事務所などの掃除をする ×
6 手帳に今日の反省の明 日の希望を書く。×
7 読書(書籍・雑誌)をする ×
8 毎朝、ツイッターでつぶやく ×
☆ 本日のこぼれ話☆
成熟した産業に属する企業にとっては、コストダウンというメリットは大きいようです。
ただ、コストダウンだけではジリ貧。
コストダウンとともに、いかに利益増加につながるかも必要ではないでしょうか。
カタログの電子化、まだまだハードルは高そうです。
(今 日の言葉)
「人が仕事をする上で、大きな同期となるのは、正当に人に評価されるということだ。」
(ファー ストリテイリング社長柳井正 「一 勝九敗 (新潮文庫) 」よ り)
※ 当分、私 の好きな書籍「一 勝九敗 (新潮文庫) 」から引用します。