大丸梅田店のバレンタインプロムナード

梅田にある百貨店のバレンタイン売場をひと通り視察(?)したので、気付いた点を備忘録代わりに記しておきたいと思います。

どこの百貨店も、催事の中で一番集客していました。それほど、バレンタインの注目度は高いのですが、やはりお客さんで賑わうお店もあれば、閑散としているお店もあります。特に印象的だったのは、

NB商品のバレンタイン限定品が思ったほど売れていない

ということです。

梅田の百貨店で販売されていた、NB商品のバレンタイン限定品は以下の通り。

【梅田の百貨店で購入できるNB商品のバレンタイン限定品】

[阪神]カルビー・フルグラ 525円~1575円

[阪神]カルビー・かっぱえびせん 525円~3150円

[阪神]亀田製菓・シャカシャカホープ 525円~2100円

[大丸]ア・ラ・カンパーニュ&植垣製菓・Uguis Ball 367円

上記以外にもNB商品の限定品があるかもしれませんが、少なくとも私が売場に気付いたのが上記4商品・ブランド。ちなみに、ここで言うNB商品とは、スーパーなどで気軽に買える食品のことで、フルグラ・かっぱえびせん・亀田の米菓・鶯ボールが、NB商品になります。

恐らく、阪急うめだ本店で大成功を収めた、ポッキーのバトンドールとハッピーターンのハッピーターンズに触発された開発なのでしょう。鶯ボールなんて、目新しさとローカル感満載で、旅行者の集客まで期待できます。しかし、実際の売場を覗いたところ、他の売場が人でごった返している一方で、これらNB商品の売場は、来店客がいるかどうかというほどの閑散ぶり。試食に力を入れている商品もありましたが、試食が購入に結びついている瞬間を目にすることはありませんでした。

そこで、上記のNB商品が思ったほど売れなかった要因を、私なりに考えてみました。

【NB商品のバレンタイン限定品が思ったほど売れなかった要因】

[1]        NB商品の価格と比較してしまい、割高感があったから

[2]    他商品と比べて、豪華さ・見た目が劣るから

1について、スーパーで販売されているNB商品なので、実勢売価はさほど高くありません。一方で、そのバレンタイン限定品は、他のバレンタイン商品と同じ価格帯。つまり、ほとんどの商品が500円台から始まるわけです。これをNB商品の実勢売価と比較すると、割高感が生じてしまいます。この割高感が、購入の大きなハードルになったのではないでしょうか。また、Uguis Ballは367円ですが、12粒の価格です。一粒あたり約30円であり、NB商品の鶯ボール(87gで標準小売価格150円)と比べてかなりの割高感があります。

2について、百貨店のバレンタイン催事場の特徴は、その豪華さ。普段なら絶対食べられないであろうチョコレートが、期間限定で集まるのですから、少々高くても財布の紐が緩みがちになります。一方、NB商品のバレンタイン商品は、そのものは期間限定商品であるものの、豪華さという点では大きく劣ります。さらに、意外性をウリにしているので、チョコや包装などの見た目にはさほどお金が掛かっていません。話題性はあるものの、あの催事場では埋没しがちになります。だから、売場ば目立つ場所に立地していても、奥にある豪華なチョコ目当てに女性は通り過ぎるのではないでしょうか。

では、なぜ阪急うめだ本店でバトンドールやハッピーターンズは成功したのか。それは、多種多様なお店の入るデパ地下での出店だったからでしょう。豪華なお店もあれば、庶民的なおかきのお店もあります。その中で、NB商品のプレミアム品は十分受け入れられ、さらに話題性が高まるわけです。その結果長い行列が生まれ、さらにその行列は伸びることになります。

NB商品のバレンタイン限定品が百貨店のバレンタイン催事でどの程度売れたのかは、実際わかりません。来年も継続販売されるかどうかで、その売れ行きは推測できそうです。

☆今日のまとめ☆

百貨店のバレンタイン催事でNB商品の限定品がさほど集客できていなかったのは、NB商品と比べて割高感があり、また、他商品と比べて豪華さ・見た目が劣るからではないか。

成功したバトンドールやハッピーターンズとは立地環境が異なることが、その敗因かもしれない。

 

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☆  今日のこぼれ話☆

そういえば、Uguis Ballを試食損ないました。

男1人でバレンタイン催事に行って、試食するのは至難の業ですよ。